そろそろ秋かな? |
御前山 (1405m) |
リーダー 平田 |
2008年9月27(土) |
参加者:L平田、加藤(登)、中村、山下、内田、小泉、千葉、山崎、 波多野、鈴木(義)、小川(お試し山行)、加藤(正) 計12名 |
このところの山行は雨、雨だったから、電車の車窓から晴れ間の見える奥多摩を前にして今日の山行はきっといいぞと思う。電車は混んでいた。バスも臨時がでるほどである。奥多摩湖まで満員バスであったが、われわれ一同は全員座れた。 ひさしぶりの奥多摩湖から大ブナ尾根を経由しての登山である。奥多摩湖のダムサイトを歩いて対岸に渡る。途中、ダムの下方の平地にヘリコプターが回転翼を回していたが、すぐにわれわれ一向の頭上をかすめて飛んでいった。何の用で飛んでいったのか、もしかしたらドクターヘリかもしれない。 大ブナ尾根の取り付き点は標高580b位であり、御前山頂上1405bまでは標高差825b登ることになる。 大ブナ尾根に登るにしたがい、眼下に奥多摩湖の湖水が木木の間から見えて、なかなか眺めがいい。緑も濃い尾根でもある。晴れであるが、樹幹に日の光が遮られていて、僅かしか届かない。微風もあり、涼しい。汗はほとんどかかない。もうすっかり秋の山だ。 涼しい中を急登が続くが、全員、快調に歩く。 標高940bのサス沢山からの奥多摩湖の展望は、この尾根では唯一の展望であり、湖水の奥は鹿倉山であり、左は大菩薩嶺の山々であり、右側奥は雲取山までの連なりが見える。 サス沢山から総岳山1316bまでは標高差400bまではほんとうに緑がいい樹林帯を快適に歩き、一度も休憩することなく11時30分に総岳山に登り昼食とする。ここまで来れば御前山の頂上まで、あと僅かである。昼食に時間を掛けて、頂上1405bに至る。やや雲が厚く展望はあまり良くないが、先は長いため、写真撮りだけして大ダワに向かう。 ここで最近はやりの山岳トレイルのランナーがわれわれ12名のパーティを何回も何回も追い抜いていく。その都度、ペースを乱されてやや不快である。ここらあたりは日本山岳耐久レースのルートであり、余計である。登山者とランナーとは本質的に違う。走ると歩くとの違いであり、歩くペースを乱されてしまい、やや不快である。 大ダワの避難小屋が無くなっていた。その変わり林道に水洗トイレが建てられていた。いつ建てられたのか。久しぶりに来てみたが、やはり変化があった。 大ダワから鋸山に登り返し、鋸尾根を下山路とする。岩場が数カ所あり、油断すると危険な尾根であり、慎重に下山する。今日は涼しい中を全員、いいペースで登山し下山していた。ここも快調にすすみ2時間は掛かるかと思われたが、1時間半くらいで下山し奥多摩駅に出た。 |
(記:加藤正) |
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