八ヶ岳を代表する静かな原生林
麦草峠から 中山(2,496m)  ニュウ(2,352m) 白駒池
 リーダー 生澤
2009年10月4(日)

   参加者 L生澤、SL加藤(利)、SL矢部、SL森、引馬、高橋恭、石村、平田波多野、渡辺、堀江、加藤(由)、遠藤、中澤、鈴木(真)、白鳥
             女性=8名 男性=8名  計=16名

 やや薄雲の残る昭島をほぼ予定通りに出発し、一路麦草峠に向かう。中央高速までの道も、高速も先週の日向山の時とは違いスムーズに車は流れ上々の滑り出しだ。笹子トンネルを抜けると、そこは雪国だった・・・じゃーなくて、少々靄っているが快晴のお天気だった。標高2,000mを越える麦草峠まで来ると空はすっきり澄み渡り、これぞ正しき日本の秋空だ(中国には北京秋天と言う言葉もあるが)となってきた。
 ヤベッチの指導で準備体操を行い、9:45に最初の目的地である丸山に出発する。麦草ヒュッテの前を通り、開けた草原地帯を進んで原生林の中をユックリと高度を稼ぎ、10:50丸山山頂に到着する。途中の眺望は無いが、苔むした原生林が木漏れ日の中で輝き、美しい情景を静かさの中に描き出している。
 山頂で小休止の後に高見石に向かい、11:15に高見石小屋に着く。ここはまるで神様がノンビリ休む為に拵えた様な、原生林の中にぽっかり突き出した岩の展望台である。さっそく小屋の前にザックをデポして高見石へ登るが、ここからの眺めが今日はまたまた素晴しい。眼下には原生林に囲まれた神秘的な白駒の池、北八ヶ岳の山々や雨池が見え、遠くには鑓・穂高の峰々まで見える。
 小屋の前で昼食をとり、12:00に中山に向け出発する。中山への登山道は歩き出しが昨日までの雨でグチャグチャ、途中からはゴツゴツした石の道であるが濡れていて滑りやすく神経を使う。途中は深い原生林の森で眺望はまったくきかないが、静かな佇まいが何とも言えず美しい。中山の頂上直下にある展望台までに予定時刻を約30分オーバーしている為、ここで予定を変更して中山からニューへは向かわずに、高見石まで戻り白駒の池に向かう事にする。
 私以外の全員で展望台-中山山頂まで往復し、14:00登りと同じルートを高見石へ向かうが、ここで2つのグループに分け、先行クループのリーダーを加藤(利)さん、矢部さんにお願いし、ユックリグループのリーダーを森さん、生澤で下山を開始する。
 15:10 高見石で先行グループと合流し、先行グループが先発で白駒の池に向かい約40分程で湖畔に着く。池の周囲の紅葉が夕日に映えてとても綺麗だが、陸から見るよりボートに乗って池の中から見る紅葉はもっと素晴しい。
 16:20 駐車場着、丸一日快晴の快適な一日だった。
(記:生澤)
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