初冬の低山を歩く |
秩父鉄道沿線 陣見山(561m) |
リーダー 加藤正 |
2009年12月13(日) |
参加者:L加藤正、森、渡辺、小川、矢部、遠藤 計6名 |
波久礼駅9時27分 → かんぽの宿下登山口 9時45分 → 小さな祠 10時 → 陣見山12時20分 → 樋口駅 14時20分 たかだか531bの陣見山であったが、奥多摩の千bクラスの疲労感があり、当初、甘く考えていたが、どうしてどうして充実した山行であった。 7時51分拝島発にて寄居に向かい、秩父鉄道で波久礼駅に降りたのは9時30分頃であり、ストレッチをして山に向かう。 波久礼は「ハグレ」とも聞こえ、いやな予感がする。道をハグレ無ければよいがと思うが、後で、それが現実となる。 かんぽの宿のすぐ下から登山道となる。紅葉はすべて終わり、見通しのいい尾根を辿る。落ち葉を踏みつつ歩く。 もう今年も終わりだ。今年は多難な年であったと思いながら歩く。それぞれはなにを思って登っているのだろう。 やがてやせた尾根の左側に荒川の流れが見え、右側は円良田湖が見える。以前、ウッズリーダーで鐘撞堂山に登り、円良田湖に降りたことを思い出す。今日は、その先の尾根を歩く。 当初は雲が多かったが、登るほどに陽射しがあり、南面を登るにつれて日だまりハイクとなり暖かい。スミレ、十両もみられ、つつじも狂い咲きしていた。日だまりは春であるが、登るにつれて北風が吹く。 急登してピークにいたると祠があり、なんとなく頭を下げる。 さらに急登となり、意外に低山の割には急登が多い。337bピークに至ると、 そこが寄居の鉢形城の出城であった虎ヶ岡城跡であるが、現在は東屋が建っていた。北風が寒い。きょうから徐〃に寒気団が忍び寄り、明日からさらに寒くなるという。そこからは終始、北風にさらされ寒い。 寒い中、昼食を取る。 陣見山531bを目指すが、ここからが低山とは思えない急登であり、意外ですらあった。尾根を忠実に辿り、大槻峠に至る。そこから陣見山はすぐであった。頂上は埼玉テレビの電波塔が立っていて頂上らしくない。直ちに榎峠を目指す。15分か20分も急な尾根を下って車道に出る。なんの表示もない。榎峠の看板もない。ここは峠ではないと思いつつも、なんとなく現在地がつかめないままに車道を辿る。ここでコースをハグレた様であるが、方向は間違いないようであり、そのまま車道を歩き、なんとか、また正規のコースに合流し、いやな予感から逃れることが出来た。 樋口駅に辿る途中、シイタケの収穫もあり、今日一日の意外に充実した歩きを終えて秩父鉄道樋口駅に出た。 |
(記:加藤) |
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