日本武尊の伝説と信仰の山 |
予約 上州武尊山(2,158m) |
リーダー 鈴木義 |
2010年6月5日(土)〜6日(日) |
参加者 L鈴木義、SL阿部、SL千葉、加藤正、石村、渡辺、小川す 平田、仁科明、山田、矢部、引馬、遠藤、堀江、平 男9名 女6名 計15名 |
6月5日(土) 先々週の御坂黒岳は雨で中止となり、今回は天気予報晴れの予想で期待できる山行となった。 予定を変更し沼田健康ランドで仮眠を取るため、昭島駅21:30集合時には皆集まり直ぐに出発した。23:30過ぎには沼田健康ランドに着き早々風呂に入り仮眠した。女性陣は個室でぐっすり、男性陣は大広間で良く眠れたかな? 6月6日(日) 早朝に起き周囲の山景色は、快晴に近い状態で武尊山山頂からの展望は晴れて素晴らしい展望になることが期待された。 4:30過ぎに沼田健康ランドを出発し、途中コンビニで朝食を買い、水上みちの駅に寄ってから武尊神社へ向かった。 バスから降車後にいつもの準備体操をヤベッチの指導で行い、武尊神社に登山の安全祈願をする人も、そして6:10過ぎには出発した。 武尊神社から林道を約55分位歩き林道終点の須原尾根分岐に到着し、これからいよいよきつい登りが始まる。樹林帯の中をゆっくりと登って行くと、周囲は緑色の若葉でマイナスイオンが一杯、山道周囲には花が咲き(花の名前がよく覚えられないこぶしの様な白い花“タムシバ”“タムシバ”覚えたかな?)。 また、歩く先々の足元にも可憐な花がいろいろ咲いていた。 林道から離れるに従い徐々に急坂となり、いよいよ登山道らしくなった。道の脇に咲いている花を見ても、男性陣はあまり関心がないせいか何時になっても花の名前が覚えられない。花の名前を熟知している☆子さんから何時も教わりながら登っているうちに須原尾根分岐(手小屋沢避難小屋手前)に到着して小休止。天候は快晴で山頂近くの残雪があちこちに見えている。 しかし、此処にきて呑子さんが体調を崩して、後から一人で行くとのことであるが、一人行動は危険のため、会長に付き添いしていただき、本隊は先行し山頂に向かうこととした。 ここから尾根道を進んで武尊山に向かう。途中オオシラビソ(針葉樹)の下にある石楠花はまだ咲いていないが、ショウジョウバカマが登る途中のあちこちで沢山咲いていた。 しばらく登って行くと残雪や岩場に鎖場・梯子のある所(行者ころげ)を数回通過すると残雪の多い場所に出た。そこからは谷川連峰を望み遥か彼方に燧ケ岳、日光方面の山々が見えすばらしい景色に一転した。危険な場所を通過すると、藤原武尊からのハイマツの尾根を抜けて、比較的緩やかな山道を一歩一歩登っていると、午前11時前にやっと山頂に到着した。 山頂には数名登山者がいたが周囲全て一望でき、目前に残雪のある剣ケ峰が素晴らしい風貌で見えている。山頂には石碑や一等三角点標石、展望図盤が置かれ遠くの山々がすばらしく見渡せる。ゆっくり昼食を食べお腹が満腹になった後で、集合写真を撮り終えると下山を開始した。 下山してから途中で会長と呑子さんに出会った。体調が悪い状態で岩場の梯子や鎖場を越えて此処まで良く頑張り引き返すのは残念であろうが、一緒に下山を了解してもらう。 これから下山途中の岩場に鎖や梯子が多いので、慎重に通過しなければならないので気が抜けない。やがて危険なところを無事通過し、武尊神社下降点で休憩を入れ、最後の急坂を怪我しないように注意して下り、武尊神社に3時半過ぎには無事到着した。 到着後バスに乗り、登山中に掻いた汗を水上温泉の湯テルメで洗い流した。しかし、露天風呂の湯温はぬるくて寒い季節には入れない。風呂から出た後は、やっぱりビールが飲みたくなる。バスの中で飲んでいるうちに無事昭島駅に到着した。 今回全員登頂を目指して頑張りましたが、手小屋沢避難小屋分岐前で体調不良のため、呑子さんが離脱し会長に付き添いして頂いたお陰で、先行メンバー13名が全員登頂できました。 また、皆さんのご協力で無事に担当を務めさせて頂き、有難うございました。 |
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(記:鈴木義) | ||
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