「秀麗富嶽十二景」美しい渓流、広葉樹林の尾根、山頂からの好展望の「山梨百名山 |
滝 子 山 1610m |
リーダ 新藤文 |
2013年1月27日(日)快晴 | ||
参加者 ドン ガバチョ SUーSAN プルリン O−KEI サンコウサン TARRY SUERINN ウオッカ チャウ ジョン |
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10名 | ||
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集合時間が早い故かそれとも歩行時間が長い故か、参加者は10人に留まった。小人数の良さは、人との距離が短くなりコミュニケーションがとれ親密になれることだ。 あまり会話をしたことのない方の横顔を見られたことは収穫だった。 初狩駅を後にし集落を離れ林道へ、暫くすると滝子山登山道入り口看板、ここで身支度し登山開始。空を見ると雲一つ無い快晴、実に気持ちが良い、足取りも軽く雪道を快適に歩を進める。 頂上で見る富士山が楽しみ、心が躍る。頂上にはコースタイムで着け、まあ良しか 360度のロケーション、富士山は元より、南アルプス、八ヶ岳等等は神々しく秀景だ マイナス1度の中で昼食とする。体感温度を取られたせいか、握り飯が美味くない凍りそうな水で胃袋に流し込む。早々に下山を開始したがここでコースを取り違える。雪上の踏み跡が多数有る方へ何の疑問を持たずに引き込まれた。下山道は一本と思い込んでいたからである。分岐を見落とし寂ショウ尾根(南陵)入り口分岐でそのことに気づく。南陵へ行くには少々リスクが高い、浜立山への道標と踏み跡を頼りに、南陵と浜立尾根の間の尾根を下山することにした(地図には全くないバリエーションルートだ)。 ルートファンデングが必要だ。ルートを間違えれば登り返さなければならない。パーティーに負担がかかってしまう。私は偵察を兼ねて斥候し、後ろにいるジョンとOーKEIさんが常に見える距離を保ち、時折声を掛け後ろを確認しつつ先を急いだ。最後尾にはSU−SANが居るはず安心して任せられる。 了承無く勝手に判断した。しかし、足をつった方のサポートまでは少し気が引けたが、最善策と信じ行動した。幸い68番の効果でダメージは少なくて済み、下山すれば笹一の地酒が待っているよ。 「駄目だよこれ以上元気になっちゃうから」の冗談も出るほどだ。 深い落葉の上はスキーの要領で下ると意外と歩き易くスピードも出る。滑る時は逆らわず滑るように下るのが安定する。一部岩稜帯が有ったが雑木の尾根は快適で歩が進む。判断に迷う要所要所にはテープがあり丁寧に拾っていった、やがて植林の樹林帯が現れる。 ここまで来れば必ずや仕事道か林道に出る、そう思っている内に林道に出た。 貴重な体験をした、良い勉強になった、感動した、アルコに入って一番楽しい山行だった等 社交辞令だとしても何物にも代え難い嬉しい言葉を掛けてくれた、有り難い。 良いパーティー組んだなー、皆さんの顔を見ると一様に満足そうに見え嬉しかった。林道の帰路を急ぐ、造り酒屋の笹一の美味い酒が飲めると思うと一層に足早になる笹一で濁り酒を買おうと思ったが飲み過ぎてしまうので、ワンカップと焼酎のボトルを購入した酒の量はこちらの方が多いのだが、ノンベイは不思議な生き物だ。 他の方は食堂でビールを飲んでいるようだ、私一人で駅に向かい待合室でイカをつまみにワンカップを飲み干す。柚さんは珍しく来なかったなー、何某は来ると言っていたが予定が出来たのかなー等思いを巡らせている内に皆さんがやってきた、立川行きの電車に乗り込む反省会は宴会部長が居ないのでやらないと、電車に持ち込んだ酒で早速小宴会、小学校の遠足の様相だ楽しい。程なく立川駅に着く、改札を出た時にはいつの間にか5人になって居た何でここに居るんだろう?ああそうか反省会をやるんだ、私が言い出しっぺ? またもや記憶喪失まで呑んでBIBIに大目玉、すみません SU−SAN、反省点の件、全幅の信頼していましたからO−KEIさん以後の確認はしませんでした。 私は精神的にとても楽でしたし、どんどん前に進めました、有り難うございます そして、拙いリーダーに付いてきてくれた御同行のみなさん有り難うございました 私も楽しみました。 |
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初狩り駅より滝子山 |
山頂より冨士山 |
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![]() 集合写真 |
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(記:新藤文) |