秀麗富士とお花の名山 |
三ツ峠山 |
リーダー チャウ |
2015年9月5日(土) 曇り |
L:チャウ、SL:KAI-KUN、ドン・ガバチョ、山タカシ、ウォッカ、miz、フルフル、Joy-Jo、Piromi |
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男5名 女4名 計9名
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三ツ峠登山口バス停(1230m)9:35→三ツ峠登山口トイレ9:55/10:07→山道→ベンチ10:40/45→林道→展望地11:21/25→木無山(1732m)11:31→展望地11:35/12:00→トイレ12:05/08→開運山(1785m)12:21/25→御巣鷹山(1775m)12:41/46→露岩13:19/24→茶臼山(1513m)13:34→大幡山(1531m)13:54/14:00→大幡八丁峠14:21→清八山(1593m)14:38/48→清八峠14:53/58→休憩15:30/35→登山ポスト15:46→変電所16:01→笹子駅(600m)17:02 | ||||||||||||
前日・当日の天気予報は晴れであったが、空は厚い雲で覆われ、富士山は見えない。 河口湖駅で登山ポストを探す。 駅インフォメーションで尋ねても、登山ポストは無い、との返事。駅近くに交番も無く、河口湖湖畔の最寄り交番まで行くにはバス発車時間に間に合わない。登山客でいっぱいのバスに乗り、三ツ峠登山口に向かう。 登山口バス停にも、登山口トイレ近くにもやはり登山ポストは無かった。 登山口トイレまでウォーミングアップを兼ねて歩き、トイレ前でストレッチ体操をした。片足でバランスを取りながら重心移動しストレッチする、平衡性アップのエクササイズを試みた。また高度順化する為、休憩の度深く深呼吸することを勧めた。 登山口より山道に入る。三ツ峠へは林道を歩く人の方が多い為、擦れ違った数人の他、アルコ独占状態の道であった。 林道に入ったり、出たりしながら、高度を上げていき、ベンチのある所で休憩した。メンバーより、あと何分で休憩になるのか事前に報せてほしい、とのことで、以降気を付ける。 ベンチからは林道を歩き、木無山手前の展望地に着く。ガスっていて富士山は見えない。ザックを置いて、希望者のみ8名で木無山を往復した。展望地にはシシウド・フジアザミ・ウメバチソウ・マツムシソウ・タムラソウ・トモエシオガマ・ノハラアザミ・ワレモコウ、ツリガネニンジン(根が高麗人参に似る)等が咲いていた。お花を眺めながら、ランチ休憩にした。 お腹を満たして、本日の最高峰開運山を目指す。 三ツ峠山は、木無山・開運山・御巣鷹山の三つのピークから成るが、最近の地図では最高点である開運山が三ツ峠山と表記されている。 2012年例会でも三ツ峠山に来ているが、山頂は鎖で立ち入る範囲を区切られていて、当時より狭く感じる。 相変わらず、富士山は見えない。秀麗富士の展望が無いと、三ツ峠山の魅力は半減する。 次の御巣鷹山を目指す。 森林帯にはレイジンソウ・トリカブト・オクモミジハグマ・タカオヒゴタイ・カイフウロ、ハナイカリ等が咲いていた。 御巣鷹山は電波塔が建ち並び、残念な山頂。 ここから約300mの急斜面を下るので、休憩して、下山の準備を整える。御巣鷹山の西斜面は8月レンゲショウマで覆われるが、既に咲き終わっていた。紅葉し始めた木も見掛ける。今年は秋の到来が早いようだ。慎重に下山する。露岩が一番の急坂ポイントであるが、難無く終える。 トラバース道に入り、一部崩れかかった場所も無事通過し、稜線のアップダウンの道となる。 茶臼山には小さな山名標、大幡山には目立つ山名標があった。大幡山から下って、鉄塔のある開けた場所で都留市街を眺めたあと、清八山への本日最後の登りが始まる。 大幡八丁峠手前には可憐なレンゲショウマが咲いていた。ゆっくり歩き、清八山に到着する。晴れていれば展望の良い場所であるが、今日は御坂山塊の黒岳・釈迦ヶ岳程度しか見えない。 清八山で休憩した後、5分位で清八峠に下り、長い下山に備えた。30分位下りていくと、前に休憩している登山者がいた。ちょうど休憩を終え出発しようとしていたので、追うことはせず、同じ場所で休憩することにした。休憩中、下山で疲れた膝を労わる為、膝を回したり、屈伸運動を勧めた。 休憩地から少し下りると、開けた場所となり、藪の道となる。背の高さ程の藪もあるが、踏み跡は見える。滑り易い箇所もあり、注意する。藪深かったが、棘のある植物は少なかったので痛くは無かった。暑い時期も虫・藪・受傷対策の為、肌を露出しない長袖・長ズボン等の必要を感じる。 妖怪が出てきそうな登山ポストの前を過ぎ、林道に出る。林道脇には、ツルニンジン(別名ジイソブ、根が高麗人参に似る)、クサボタン、ツリフネソウ等が咲いていた。 変電所脇を通り、歩き疲れた登山靴の足にはキツイ車道歩きに耐え、本日の山行を終えた。 笹子駅に至る道にも、駅近くにもコンビニ等のお店は無い。唯一ある、笹一酒造売店の営業時間は17:30までと閉店が早い。 山行中、下山口に着いたらタクシーを呼ぼうよ、という声もあったが、賛同する女性陣は無く、負傷者も居なかった為、笹子駅まで歩き通すことにした。(事前にタクシー会社電話番号は調べておいたが、大月駅方面より配車することになり、料金が高額になること、配車に時間が掛かることが予想された。) サブリーダーを引き受けて下さった、KAI-KUN、今日の為に前々日景信山へトレーニングして参加された、フルフルさん、下見して無かった清八峠からの下山路を間違いなくアドバイスして下さった、ガバチョさん、参加された皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。 <次回の為に> 今回事前に登山ポストを探すのが困難であることは予想していたが、その為のバックアップの準備を しておかなかった。 当日でないと参加者が確定しない、公共交通機関を利用した例会では、登山ポストが無い場合に備えて、 参加者が確定したらメールで登山届を出せるよう、バックアップ態勢があればよいな、と思う。 |
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開運山にて |
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清八山にて |
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計画へ | ||||||||||||
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