低山でも読図しながら歩く手強い山  
勝峰山(かつほ山)→白岩山→麻生山→白岩の滝
リーダー  GABIBO
2016年2月7日(日)快晴

1班 L:GABIBO、AL:クラウド、ミ-タン、SU-MA、ユ-ミン、GO、ドンガバチョ、ポッポ、
2班 SL:SU-SAN  AL:ヤベッチ、ワミ-、ロコ 寺チャント、O-KEI サンコゥ 山タカシ ハチロク
 男12名 女5名 17名
五日市駅9時→幸神神社→9時28分/登山口→10時39分/勝峰山→深沢山分岐→11時58分/送電鉄塔→真藤の峰→梵天山→白岩山巻き道→金比羅尾根→14時/麻生山下4差路→麻生山林道→15時20分/松尾バス道路→五日市駅/15時55分

 今回は昭文社の地図上では破線コ-スであり、地図上、「迷う」との表示が3ヶ所あり、しかも積雪期であり、波乱含みの山行が見込まれたので、「自信ある方のみの参加」をお願いしたところ17名の参加を得た。
 昨夜の降雪で山肌は霧氷となり、なかなか見事な景観を楽しみながら幸神神社方向に向かい、勝峰山へのコースを探す。その際、使用した地図は吉備人出版の奥多摩東部1/15、000である。登山口はすぐに見つけた。
 登り始めるが昨夜の積雪で登山道が判然としないが、クラウドリ-ダ-のサポ-トを得て尾根道を忠実にたどり登ると、なんと林道に飛び出した。地図上にない林道であり、これがどこに登るか解らない。そのままさらに忠実に尾根道を辿るがまた林道に飛び出した。結局、それを繰り返し、最後は林道を辿ることにした。
 やがてベンチがある展望のいい場所に出て休憩する。地図上にない林道があるということは地図作製者の怠慢か、それともまだ気づかないのか判然としないが、登山者を困惑させることだ。
 勝峰山頂は林道の終点で、その手前が展望がいい。山頂には勝峰山との立派な木柱の標識があった。勝峰山から某NPOが設置した案内板が随所にあり、これに助けられスム-ズに進む。トレイルもハッキリしていて迷うこともない。ほとんど地図は見ない。迷ったら今回はGPS付山ナビを持つ者2名ありで心強い。
 昨日の降雪でコースが判然としないところもある。吹きだまりは雪が深い。五日市駅を9時に出て正午を迎えたのは送電鉄塔のある場所であった。20分の休憩を取るが先は長い。徐々に高度は上がってくる。真籐の峰543㍍を迎え、さらに進むと梵天山607㍍の登りは積雪に覆われた急斜面であり、ここにはロ-プが張られていた。
 結局のところ、ここがこのコ-スで一番の難所であった。軽アイゼンが欲しいところであったが、その後の緩い斜面となるコ-スにもかかわらず、「あつものにこりてなますを吹く」の類で無用の軽アイゼン装着するが、これが団子状態となって閉口する。やがて白岩山の斜面を巻き、金比羅尾根と合流する。
 最後の麻生山794㍍を登れば完璧であったが、すでに2時近くであり、余裕なくこれをパスして4差路の標識で集合写真を撮り、白岩の滝を目指して下山開始する。
 この当たりの積雪は深い。膝下は充分に有り、吹きだまりはさらに深い。幸いなことにトレ-スがあり、これに従い行く。途中展望の素晴らしいところで写真タイム。さらに進む。
 積雪深い。やがて麻生山林道と白岩の滝への分岐に出る。沢筋(すじ)に向かうコースは積雪深く時間取られそうであり、歩き易い林道を選択する。しかし、これも日向だけのことであり、日陰に入ると足を取られるくらいの積雪であり、進路を遮るがかまうことなく進む。
 1時間くらいであったろうか、つるつる温泉下のバス道路に飛び出す。温泉でも浸かろうかと考えるまもなくバスが来た。1時間に1本のバスは貴重であり、温泉をあきらめ全員はバスに乗車し五日市駅に向かった。

 



 勝峰尾根登山口の梅
 


 麻生山4差路にて集合写真
 

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