チョット早いか?レンゲツツジ
予約 甘利山・千頭星山 2139m
リーダー クラウド
 2016年6月4日 曇り

1班 L:クラウド、AL:ヤベッチ、ココシャテル、GO、ナグ、ドンガバチョ、ビビ、タバさん、ロコ
 2班 SL:Bea、AL:柚子、キョンキョン、のんこ、めんごチャペ、さくら、カズ、miz、ハチロク
男10名 女8名 計18名

 甘利山駐車場9:20発→甘利山9:40/9:45→奥甘利山10:25/10:35→大西峰11:15/11:20
→千頭星山11:55/12:30→大西峰12:55→奥甘利山13:30/13:40→甘利山14:05→甘利山
駐車場14:25着

 中央道の渋滞も許容範囲内で収まり9時チョット過ぎに広河原(甘利山)駐車場に到着した。レンゲツツジの観光シーズンで心配していた駐車スペースも、誘導員の案内で難なく確保できた。素早くトイレを済ませストレッチ体操を終えて出発の準備を整える。集合途中で膝を怪我して歩行困難となったビビさんを車中に残し、17名で甘利山を目指した。
 ロープが張られた遊歩道の中を、他の登山者や観光客の仲間入りをして歩みを進めた。階段状の緩傾斜の道が続き、両脇でレンゲツツジが迎えて呉れている。今年の花は何もかも早い様だ。此処のツツジも例年より早く咲いた様で、少し遅きに失した感がある。(チョット遅いかレンゲツツジである。)
 甘利山にはあっと言う間の到着だ。少し日差しがあるが曇り空、八ヶ岳や奥秩父連山、富士山や間近に見える筈の櫛形山までがガスの彼方、雲の彼方である。我々の行く手の奥甘利山と千頭星山の一部は視界の中にある。早々に集合写真に納まり、笹原の中を奥甘利山を目指した。
 甘利山から40m余り高度を下げ、鞍部に下りれば奥甘利山への急登の始まりだ。笹原の中の明瞭な登山道を一歩一歩進む。山ツツジやレンゲツツジの紫も所所に見られ、辺りの唐松林の緑が更に美しい。個人的には花よりもカラマツの木々の姿に心惹かれる。
 時々すれ違う登山者や追い越しで道を譲るが、登山道が狭く笹原に身を避けたりの煩わしさがあるが息を整えるには丁度良い。奥甘利山は登山道から少し右に登った処に、1843mの標高と共に記された古い標柱が有り、ここで小休止を摂った。ここも眺望は無い、カロリーと水分補給に専念して10分程費やし、前方に見える千頭星山へと向かった。
 登山道へ戻った所で、以前に登った事のあるメンバーの一人が下山すると言う。来た道を引き返すだけであり、危険箇所もなく信頼出来るメンバーなので、車中に残したビビさんの話相手にも格好と判断、此れを許可する。
 改めて16名での出発となる。ここでも約40mの下りから始まり、鞍部から大西峰(おおにしうら)まで、250mの標高差を一気に稼ぐ本日一番の難所だ。唐松の木々に中にシラビソも混じり始めた。30分程急登を喘ぐと一旦傾斜が緩む、ここで一息就いて大西峰への最後の急登に備える。再び急傾斜となると地図上で、あとは50mの高度を稼げば良い。大西峰に到着、ここは御所山と千頭星山を結ぶ稜線上だ。
 一本立てて、大西峰を後にする。直ぐに視界が開け、千頭星山直下の樹林まで笹尾根が続いている。左手、針葉樹林の上に富士山。右手には鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクも確認出来る。筈であったが?何れも雲の彼方だ。それでも笹尾根歩きは心地良い。処どころで昼食を摂る登山者を見かける。
 どうせ遠望は利かない。ならば樹林の中での昼食でも同じと考え山頂を目指す。樹林帯に入り傾斜がきつくなると頂上直下の最後の登りだ。千頭星山に到着したのが丁度、正午頃であった。2班の到着後に記念写真を撮ってからの昼食となった。
 下山は往路を引き返すだけの気楽な旅だ。大西峰を過ぎた辺りから、甲府盆地や富士山が見られる様に成ってきた。奥甘利山直下で休憩を摂り、急下降は慎重に、緩い下りはノンビリと甘利山まで降りた。八ヶ岳を始めとする山々は相変わらず姿を隠していたので、休憩することなくここを通過、メンバー2人と14:25分に駐車場で再会を果たした。
 温泉入浴の予定もなく早めに帰路に就いたので、高速道路の渋滞も許容範囲、5時半前の昭島駅到着で本日の山行を終えた。


チョット遅いかレンゲツツジ



山ツツジも所々に



千頭星山の16人


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