奥多摩三山~富士山の大パノラマ
鷹ノ巣山 (1736m)
リーダー チャウ
2017年月1日22日(日) 晴れ

1班 L:チャウ、AL:miz、タバさん、サンコウ、ウォッカ、ハチロク、ヒラリン、アイポック
2班 AL:ポッポ、SL:クラウド、GABIBO、寺チャント、O_KEI、ワミー、ロコ
                   
 男12名 女3名 計15名

コ-ス 峰谷バス停8:35→奥集落登山口9:45/50→鷹ノ巣避難小屋12:00/40→鷹ノ巣山頂13:10/25→水根分岐13:45→榧ノ木山14:35→倉戸山15:45/50→倉戸口バス停17:15/20→奥多摩湖バス停17:35

 てんきとくらす天気予報では、強風により登山不適マークの並んでいた鷹ノ巣山であった。
 お話広場に、石尾根稜線の気温-5~6℃、西南西の風15m/s、体感温度-20℃を覚悟した装備での参加を呼び掛け、万全を期して山へ向かう。
 峰谷バス停で、ストレッチ・班分けし、出発する。暫らく車道を歩く。
 三沢橋から山道となるが、登山口はまだ先の奥集落にある。雪は思ったより少ない。今日は登山口から下山するまで軽アイゼン装着を考えていたが、悩ましくなる。
 登山道に入ると、乾燥した道が続く。日蔭は雪が残っているが、続かない。風が無いので暖かく、防寒に備えた衣類では暑く感じる。鳥居をくぐり、浅間尾根に乗る。
 次第に雪が増えてきた為、広くなった稜線で軽アイゼン装着を勧めたが、自己判断に任せた。石尾根稜線が見えるようになったが、なかなか近付かない。水場を過ぎ、富士山が姿を現す。鷹ノ巣避難小屋に正午に到着し、昼食とした。浅間尾根の登りで苦戦していたメンバーも元気になり、愈々石尾根稜線から、山頂を目指す。振り返ると、日蔭名栗峰~七ツ石山~雲取山~芋ノ木ドッケが見える。右に富士山~雁ヶ腹摺り山~大菩薩嶺、左に三ツドッケ~酉谷山。石尾根は眺めが良い。
 鷹ノ巣山山頂に到着。記念撮影し、富士山~奥多摩三山の雄大な眺めを楽しむ。
名残惜しいが、下山路が長いので、出発する。
 水根山手前で石尾根と別れ、雪が素敵な模様を描いていた、榧ノ木尾根に入る。榧ノ木山を過ぎ、雪の無い南斜面で転倒事故が発生した。2班メンバーの1人が手で庇うように転んだ為、手首を負傷した。応急処置をし、三角巾で腕を吊り保護する。荷物は男性メンバーが分担して担いだ。負傷箇所が手首の為、ゆっくり歩き、自力下山出来た。
 倉戸山も積雪10cm程、軽アイゼンは付けたまま、最後の下山路に入る。乾いた斜面が続いても我慢してもらって付けていたが、奥多摩湖が見えた尾根通しで、もうアイゼンを外してよいと指示を出したのが失敗だった。(負傷者は下山完了迄軽アイゼン装着していた)
 最後の最後に、東斜面でツルツルのアイスバーンの細い道が控えていた。アイゼンを着ける場所もないので、山側の雪に足を載せるようにゆっくり下りていく。暗くなってきたので、アイスバーンを抜けた所でヘッドランプ点灯を指示する。何とか全員無事下山完了したが、17時台のバスを逃し、1時間以上待つことになった。
 次の奥多摩湖バス停まで歩き、バーナーを出し、僅かながら、お湯割り焼酎とお汁粉と各自のお菓子で反省会を行った。
 参加された皆様、お疲れ様でした。
 SL、ALの方々、例会中サポートして頂いた方々に深く感謝いたします。

<反省点>
 アイゼンを着けるかどうか悩んだ時には、装着すべきだと感じた。不安を感じている時には疲労感も増し、集中力も効かなくなってくる。又アイゼン装着を自己判断に任せた為、装着・脱着が各々となり、時間も掛ったように思う。今回負傷者は長い行程中一度しか転ばなかったのに、その一度で怪我を負った。次回は転んでも尻餅程度で済むように、全員で上手な転び方を会得出来たらと思う。


 
  
鷹ノ巣山の新しい山名標


   

石尾根稜線を歩く



歩いてきた浅間尾根の先に
富士山が見える

   
 
山頂に到着!



やった~!


 

山頂を後にする
  

 
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