麦草峠から丸山・中山登山と苔むした神秘の樹林帯や白駒池を散策 |
【予約】 丸山(2,330m)&中山(2,496m) |
リーダー SU-SAN |
2017年6月4日(日) 晴れ・曇り |
1班 L:SU-SAN、AL:山タカシ、ミータン、GO、ワミー、バネット、ロコ、レイちゃん、のんちゃん 2班 SL:IKEさん、AL:フラットさん、フルフル、TATSU、なっちゃん、山G、ポよよん、ジル、みねちゃん |
|
男性7名、女性11名 計18名 |
|
麦草ヒュッテ9:30発→丸山10:34→高見石小屋10:53/11:10→中間点手前(応急処置約30分)→中山展望台12:50/13:25→中山13:30→にゅう分岐13:46→にゅう手前分岐14:42→白駒池南岸16:50→白駒池北岸16:05→白駒池駐車場16:25着 前日の天気予報は晴れ曇りで、昨日の情報で登山道に残雪があるとのこと。マイクロバスは9:00頃麦草峠に到着した。最初に麦草ヒュッテで登山道の状況を聞いたところ、登山道は雪も少なく問題ないとのことで、支度と準備体操を終えて出発したのは9:30になってしまった。 麦草ヒュッテから丸山山頂までは残雪も少なくゆっくり歩いて、苔の多い坂を登り途中で小休止。急坂を登りきると丸山山頂に到着し、中央・南アルプス方面の半分しか展望は利かないため、小休止せず高見石小屋へと急いだ。 直ぐに高見石小屋に到着して、中山からにゅう方面の登山道の状況を確認し登山道は雪も少なく入山者も多いので大丈夫であるとのこと。休憩前に近くの高見石(岩山)が白駒池を見降ろせる絶景場所は南八ヶ岳が良く見え、手前には樹林帯に繋がる一番奥の中山・みゅう山頂が覗いていた。 高見石小屋から樹林帯の登山道には所々残雪もあり、足元に注意しながら登って行くと、中山方面からすれ違う数組に出会う。しかし、中山に向かう中間点より手前の少し傾斜のある残雪箇所でレイちゃんが足を滑らせて転倒し、右手首骨折と思われる負傷をしてしまった。直ぐに応急処置をして、整体に詳しく体力のあるIKEさん、白駒池下山道の経験あるGOさん、及び付添になっちゃんが下山に同行していただき、他の14名は行程通り中山方面に出発した。 中山展望台近くも残雪が多くなり、注意喚起しながら登っていくと、平坦で展望の開けた中山展望台に到着する。ここは周囲の展望が利く場所で、今年の2月初旬に来た雪の多い季節とは景色は全く異なっていた。天狗岳も殆ど雪は解け、蓼科山方面も唐松やハイ松で緑一色である。遠くには白い残雪のある南・中央・北アルプスが一望できて素晴らしい景色だ。ここで遅い昼食を取り集合写真を撮ってから、にゅう方面に向かった。 雪のない登山道は荒れて歩き難く歩行はゆっくり慎重に進んで、平坦な場所を通過するとにゅう分岐に到着。ここから先は樹林帯の中で、残雪も多いが比較的歩き易い。しかし、足元に気を付けないと思わぬ所で転倒しかねない。途中右側に開けた崖からは、東天狗岳が見えるが硫黄岳山頂は見えず下部の茶色い崖だけ見えた。遠くの平野には農家の白く光るビニールハウスが沢山見え雪みたい見える。 分岐からにゅう山頂までの往復は10分程であるが、遅くなるのでここは通過した。この先の登山道は根と岩が多いためとても歩きづらい。樹林帯で苔を丁寧に鑑賞する余裕もなく、白駒池南岸まで足元だけを見つめながら歩いて行くが、なだらかな沢沿いは展望も利かず嫌になるほど単調であった。 やがて、白駒湿原の木道を通り抜けると白駒池が近くに見えてきた。この先苔の多い「もののけの森」を通って青苔荘前を通過し、幅広い道を暫く歩いて行くと白駒池駐車場に無事到着した。 北八ヶ岳の白駒池周辺は苔が最も多いと言われているが、雪解けして間もない苔は成長が遅く、苔図鑑を見ても僅かな苔の名前しか判らずどれも皆同じに見える。やはり、花の咲く山の方が良いのかな? 麦草峠出発は15:30頃の予定が16:45になってしまったのと、高速道路渋滞25Kmのため帰りは更に遅れて昭島駅には21時近くになってしまった。 会計報告 収入 参加費 3700円×18名 計66600円 支出 バス代 54000円 謝礼 3000円 高速代 8380円 駐車代 1000円 計66380円 残金 220円 参加者了承の下、アルコ会計に繰り入れました。 |
|
![]() |
|
高見石より白駒池を望む |
|
![]() |
|
高見石から恐々降りてくるアルコ隊 |
|
![]() |
|
天狗岳をバックに中山展望台で集合写真 |
|
計画へ |
|
![]() |