白銀の八ヶ岳を豪快に登ってみよう!!
【予約】 八が岳 天狗岳 2640m
リーダー GABIBO
2018年1月12日(土)~13日(日)

L:GABIBO、SL:IKE、サンコウ、KINYA   
計4名

13日(土)曇り晴れ
南諏訪インタ→渋御殿湯9:00→八方台分岐→唐沢鉱泉分岐黒→12:10黒百合ヒユッテ

14日(日)快晴
黒百合ヒユッテ7:10→中山峠→東天狗岳→中山峠→10:10黒百合ヒュツテ→12:50渋御殿湯→尖石縄文の湯→南諏訪インタ-

 今回は4名で少人数であるが、冬山入門コ-スである。標高2640mの天狗岳はそれなりに厳しいところもあり、4人編成くらいのチ-ムで丁度いい人数だ。
 初日は黒百合ヒッユテまでのアプロ-チ他のパ-ティ-より一時間余計にかかって12時半過ぎに小屋に入る。寒い小屋に入ってすることもなく、さして暖かくないスト-ブにあたって時間を過ごす。だれかが気づいて日本酒を買い、スト-ブに壜ごと載せて熱燗にして呑んで時を過ごす。やがて小屋は一杯となり混み合うほどに部屋の温度が上がりようやく冬山の小屋らしくなる。
 さして美味いとも思えない夕食も済んで、やがて就寝時間となるがここで異変が起こる。我々の前の男の大音響のオオ鼾で寝られたところではない。こんな鼾は久しぶりというか滅多にお目にかかったことがないくらいにすごかった。ほとんどねむれないまま朝を迎える。7時10分黒百合ヒユッテを出発し中山峠に向かう。丁度朝日がのぼりかかったところで逆光の中に樹氷がきらきらと輝いていて写真をと思うまもなくそれは消えてしまった。
 樹林帯を抜けると15mくらいの強風だろうか、温度は氷点下20℃以下であろうか、
昨夜の新雪はパウタ-スノ-となり、12本爪アイゼンの爪もひっかかりがなく、滑る滑るで気持ちが悪い、むしろ危険すら感じる。12本爪もパウダ-スノ-では無力ということか、頂上まで滑る滑るとぼやき続ける。
 頂上付近の岩場はさすがに緊張だ。そこを抜けるとたくさんの人数の山男山女が集う山頂だ。快晴の天狗岳からの展望は圧巻である。360度の展望が開けていて南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍、北アルプスが並んで見えた。
 写真は撮りたくてもカメラは凍ってしまいシャツタ-が切れない。懐にいれているデジカメなら撮れただろうが持ち合わせがない。頂上は100人くらいも至ろうか、さすがに入門コ-スだけににぎわっていた。 
 ここ東天狗から西天狗に向かうパ-テイ-も沢山いたが、我々はここから引き返して黒百合ヒユッテに戻る。7時10分に小屋を出て戻り10時10分、約3時間の行程であった。
 さらに10時50分黒百合ヒユッテを出て、下山口奥蓼科渋御殿湯に帰り着いたのは12時50分であった。

・使用車両 IKE車 ガソリン代+高速代/車所有者のぞくその他3人で均等負担
・黒百合ヒユッテ宿泊料 8,300円+暖房費500円/標高2400m
・装備 冬山完全装備


西天狗岳
 

 
 
稲子岳
 

 
 
 東天狗と西天狗


 



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