雪の金比羅尾根から
大塚山 920m
リーダー クラウドI
2018年2月3日(土) 晴れ~曇り

L:クラウド、SL:miz、GABIBO、ミータン、バネット、フラット、ナグ、柚子、ドンガバチョ、サンコウさん、山タカシ、ハチロク、ヘラキチ、ロコ、デコちゃん、福ちゃん
 計16名

古里駅7:40発→寸庭橋7:55/8:05→金比羅尾根取付き8:20→P526m9:00/9:05→広沢山10:20/10:25→大塚山11:05/11:45(昼食)→中の棒山12:05→丹三郎尾根分岐12:25→長福寺13:10/13:20→古里駅13:35着

 小作駅を過ぎた処で本日のメンバー16名が揃った。予想を越える人数である。
古里駅で登山届を提出し、軽いストレッチを行い出発する。寸庭橋までの車道歩きを足慣らしの心算でゆっくりと歩く。ここで山に入る身支度を整える。15分程鉄五郎新道への道を辿り金比羅尾根を目指す。
 この先行き止まりの看板を無視して進む。雪の下には踏み跡が隠れており、東電の巡視路である事が想像出来る。しばらく進むと鉄塔No7、8(?)を分ける東電の標柱があった。ここで踏み跡を捨て、左上の尾根へと方向をかえた。難なく尾根上に立つと視界が開け地形が良く分かる。
 我々の居る尾根の右側に、尾根上の谷を挟んでもう一つの尾根が在り、此れを合わせて広い尾根を形成している。雪は足首程度で、誰も入っていないので綺麗だ。独り占めは気が引ける。トップを交代して心地良さを味わって貰う。右の尾根が合流して尾根が顕著となると、直ぐに地形図上のP526mだ。後は尾根上を忠実に辿ればルートを見失う心配もない。結果的に我々は最善のルートを採った様だ。
 小休止をして次の通過点、広沢山を目指す。無風で冬にしては穏やかな天気だ。木々に積もった雪も気になるような落雪はない。この辺り20cm程度の積雪であろうか?順調にトレースを付けて行くが流石に急斜面はキツイ。下が若干凍り気味でアイゼンを着けたいとの声が挙がる。少し我慢をして貰い傾斜が緩んだ処でアイゼンを装着した。雪景色を満喫しながら、時には慎重に歩を進める。
 右から鉄五郎新道の路を向かい入れると広沢山だ。大塚山まではあと一登りである。鉄五郎新道からの近々の登山者はなく、この先もマッサラな雪の状態は続く。水分補給の後出発、頂上が近くなるに連れ積雪が多くなる。30cmは在ろうか?積雪40cm位に成った所で大塚山に到着した。踏み荒すのが惜しい様な白い山頂であった。
 ここまで数人に先頭を譲り、処女雪にトレースを付ける快感を味わって貰った。山頂は陽があり穏やかで暖かい。恒例の集合写真を先に済まして、冬場としては少し長めの昼食とした。
 下山は丹三郎からの一般登山道で古里へと向かう。ここからは先行者の踏み後がある。中ノ棒山までは登りのルートよりも雪は深い。丹三郎尾根を分ける辺りまで下ると雪も少なくなってきた。快調に高度を下げ、寸庭林道が横切る辺りからアイゼンの刃が砂利に当たり不快となる。林道でアイゼンを外したかったが、泥付いていたので休憩だけにして、少し下った所でアイゼンを脱いだ。
 長福寺で下界への身支度を済ませ解散の宣言だけをして古里駅に向かった。居酒屋開店の時刻には間もあり、ドンガバチョの提案で、河辺のCASAでメンバーほぼ全員での反省会の後、早々に帰宅した。


 
頂上は近いぞ


 

大塚山に集う


 

 下りは意気揚々と


 計画へ 
 
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