中央本線自然歩道
矢平山 860m
リーダー ポッポ クラウド  
2018年6月24日  曇り~晴れ

L:クラウド、SL:miz、グッチN、ヤベッチ、フルフル、バネット、さくら、ナグ、O-KEI、なっちゃん、サンコウ、タバさん、ウォッカ、チャウ、神ちゃん
合計15名

四方津駅9:30発→P473m10:20→P663m11:05→P742m11:35/11:40→大地峠11:55→矢平山12:30/13:20(昼食)→寺下峠14:00/14:10→梁川駅15:50着

 計画立案者の退会で代理リーダーを務める。当初計画の四方津駅⇔矢平山往復を四方津⇒矢平山⇒梁川駅に変更して実施した。私自身登ったことの無い山で地図が頼りである。
 四方津駅に着く前には朝方の雨は完全に上っていた。読図の場合、山に入る迄のアプローチが難しいが、要所々に高柄山の案内標識があり自然と山道に導かれる。山肌はタップリと雨を吸収していて湿度が高く蒸し暑い。今日はこまめに水分補給をしよう。山道に入り少し平坦となった処で最初の休憩を摂る。
 大地峠まで目標となる地名は無い。地形図にある三つのピークが現在地の確認場所だ。杉林を抜けると北側に展望が開ける。雨上がりの山々の姿は好ましい。が、林道が眼下にあり半減する。
 P473mの東側を通過し広葉樹の新緑が眩しくなると、直ぐ前をテンが横切り此方を伺っていたが直ぐに姿を消した。P663も東側を通過する。今度はバキバキと木の折れる音、辺りを伺うとカモシカが脇の斜面を下って少し立ち止まってから去って行った。直後に泣き声がする、親子連れだったのだろうか?
 P742mには昼少し前に到着。涼しくて平坦でもありここで昼食と考えたが、満腹後の登りはキツイとの声があり、休憩だけで先に進む。林道を横切り大地峠への山道に入ると、ど真ん中でマムシが威嚇している。靴で地面を蹴っても動かず、三角の頭を持ち上げ攻撃態勢だ。仕方なくストックで頭を一撃し放り投げてルートを確保した。奴は横の木に引っ掛かりもがいているので後続の目にも止まっただろう。
 大地峠に辿り着くと矢平山は近い。旧大地峠へは降りずに小さなコブを越えると間もなくで山頂だった。三人の登山者が昼食の最中で挨拶するとビクッとされた、今日始めて人と会ったとの事だ。三等三角点に集まり恒例写真に納まってから長めの昼食とした。
 昼食後は眺望の無い山頂で登山教室の真似事した後に下山を開始する。P763m手前までは急激に約100m高度を下げる。頼りない虎ロープがあるが岩混じりの登山道は湿っているのでスリップする者が出なければと願う。後続が悪場を通過するのを確認しながら下った。急下降が落ち着きP763mを北側.に巻いて進むと間もなく気分の良い寺下峠に着く。倉岳山方面と下尾崎に下る道を分けている。梁川駅は此処から約1時間半の道程だ。しばらくは平坦な道だが段々と悪くなる。どうもマイナールートの様だ。
 処所で虎ロープのある急な下りを繰り返すと、やがて沢伝いの道になる。踏み跡が沢に消えて不明瞭な箇所もあるが、地形通りに下れば問題は無い。やがて水道管に沿った道となり貯水施設が現われると舗装された林道に出た。出口は草で塞がれ、ここから入山する人の少なさが伺える。此処から30分程の車道歩きの後に梁川駅に到着。解散宣言をして山行を終えた。
 


雨上がりにはこんな景色も


 
 
  矢平山の三等三角点に集う
 

 
 
山頂直下は急だ、慎重に下ろう

 
 計画へ 
 
1