今熊神社から登り始める。朝8時26分。
立川から来たという男3人女3人のパーティ と前後して登る。彼らは我々 リーダー+ ワン を追い抜いていった。 だが、我々は ウォーミング アップ中であり、流れに任せる。
今熊山頂まで展望台が二カ所あり、五日市市街が一望 できる。
雨は午後5時ころ降り出すということであり、 ここらあたりでは、とりあえず降る気配はない。
登山日よりというのに、なぜか、今日は 参加者が少ない。
なぜなんだ。
今熊神社は、今熊山の頂上に奥の院があり、なかなかの 構えで、ご利益ありそう。 「これからのハイキングの参加者が多いように」と祈念する。
さて、ここらあたりで、エンジン本格始動、 今熊山頂から最短で縦走路に出るべく頂上脇の踏み跡をたどるが、 これは藪こぎを強いられ、バラのとげに刺されるは、滑るはで
大変な目 にのっけからあってしまい、絶対コースは外していけない と 気持ちを新たにする。
刈寄山までの縦走路は平坦で歩きやすく、眺めもよく、 気持ちがいい。 もうさきほどのパーティより先行しており、やはり リーダー+ ワン はふつうに歩いていても早い。

できるだけ巻き道を利用して 刈寄山に行く。 10時13分 刈寄山山頂で、今日二つめピークを踏む。
今熊山頂の頂上標識は立派であったが、ここの標識はできたばかりで立派である。 東京都が建てたものであり、以後、市道山、臼杵山も立て替えられたばかりであり、
東京都がこのコースに力を入れているのがわかる。
入山峠10時30分、ここから 市道山まで2時間20分 の表示あり、 ここは急いではいけない。ゆっくりいくに限る。 『日本 山岳耐久レース』 とコースは市道山分岐まで一致する。
オーバーワークにならないように、できるだけ巻き道をみつけて いくこととする。
昭島駅7時32分発五日市駅行きに乗る前は、駅に私だけであり、 単独行を覚悟したが、電車に乗る前、+ ワンさんから、電話あり。 「今日はいくんですか」という。「私一人なんですが、単独行でもいきます。」 なら + ワンさんも「いく」という。 拝島駅で合流。 これが幸いした。 単独なら黙々と歩くだけであったが、 + ワンさんはにぎやかなお人であり、話題豊富。 ご亭主の話、子供さんの話、そして、なぜか子供さんらと最近行ったという 北京のトイレの話で盛り上がった。 
このコースで、もっとも厳しさを求められる峰見通りの アップダウンの苦労も、この賑やかさにわすれがちとなる。 峰見通りというだけあって、遠くに今日の最終ピーク臼杵山が
ミニ大岳山に見えたり、 陣場山など遠望できる。 最初こそこぶ山を数えていたが、それも途中でわからなくなり、 ただひたすら、歩く。ここも気持ちのよい縦走路であり、
風もあり、涼しい。
12時30分、ちょうど2時間で市道山に到達。 まだ、まだ、もうひとつのピークを踏まねばならない。 ここで昼食。 ぱらぱらと雨が降ってきた。 早めに雨具着用。
これは裏目 に出た。しばらくすると雨は止み、多少あつい。 ウエットスーツを脱いで、次の臼杵山を目 指す。 市道山からしばらくすると 15分もの急下降に入る。
そして登り返していく。 1時間20分と、ここは標準時間で歩く。
雨との競争ではあるが、もう先は見えていて、予報の5時ころに雨という予報には十分 間に合う。疲れも出てきてピッチはあがらない。 もう、話もほとんどなく、黙々と歩く。
2時臼杵山頂。 ここの標識も整備されていて気分がいい。 ほとんど休憩なく、疲労してきた。 ゆっくり下るが、急下降であり、足に負担がかかるところだ。
どうやら雨は回避できたようだ。
久しぶりに歩いた戸倉三山+ ワンに満足しながら、 元郷バス停3時20分着。バス3時49分に乗る。
乗ったとたん乗客の人から、さっきの人という声がかかる。 そう、そう、今熊山で相前後したパーテイ6人で、 結局、市道山が笹平にエスケープしたとのことでした。
ということで、リーダー加藤+ ワン仁科の充実した縦走でした。 (加藤)
「ワン」のつぶやき
土曜日 雨かあ・・ 50%だ。支度もせず。明日は、家事に専念と心に決める。
起床 6時20分。山の支度くは、全くしてませんでした。前日降水確率50% 誰が参加するでしょう。ましてや ロングコース。
目覚め、新聞をとりに行くと 降ってない。10分ほど パソコン天気予報と にらめっこ。気持ちは プラスワンに。日曜日は 雨なので 掃除 洗濯・・します 。と誓っていたのに・・・。今回の山行に参加する予定のなかった相棒の作った朝食をほおばり、ある物をリュックに入れ 「じゃ あと よろしく。」と 出かけました。
昭島駅は 電車に間に合わないので、拝島駅で リーダーに電話。「一人だよ。」と言ってましたが、おじゃましました。年齢差を考えると恐ろしいペアーです。道中、盛り上がり いつも同じ楽しい山行でした。
右膝が 臼杵山の下山中に 痛く ストックをつきつき 下山。
次回再発しなければいいなあ。
連絡帳の投稿から
行きたかった。天気予報のバカ 投稿者:寺 投稿日: 4月 5日(水)13時19分0秒
天気予報はぜんぜん雨、雨、雨。私もいつもとおり5時30分に目が覚め外を見ると曇り空、すぐテレビを点け、天気予報を確認、風か強く山沿いは一日中雨とのこと、雨での山登り経過が少なく、皆さんにご迷惑をかけてはいけないと思い、断念した。しかし、8時ごろにはお日様が出だし、その後夕刻まで曇り空、天気予報がいい加減なことに腹が立った。五日市にはたびたび行くが戸倉三山は始めての山、登りたい山であった。
ああ残念でした。
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