高尾天平 から のめこい湯
  
2007年5月6日(日)
雨 

    参加者/江幡、鈴木、加藤
3名 
 丹波山終点でバスを降り、歩き出す。
 丹波川にかかる吊り橋「山彦橋」は渡り始めるとメロデイーが流れる。地元の観光にかける熱意は熱い。
 
 今日は雨を承知で出かけてきた。週に一度、しっかり歩かないと、その週は調子が悪い。今日もしっかりと汗をかいて、温泉に入ってすっきりシャツきりしたいものだ。
 
 多摩川源流の村、丹波山村は緑濃い村だ。周囲は高い山に囲まれている。丹波天平(デンデエロ)1,342bに対して、丹波川をはさんで反対側の高尾天平(デンデエーロ)1,036bが、今日の目的の山だ。
 
 取り付きは雄滝、雌滝の二段落としの豪快な滝を見ることから始まった。新緑が濃い中に、迫力のある滝だ。そこからしばらくして急登が待っていた。3人で黙々と登る。雨具は下だけつけて傘さして登る。それでも急登で汗をかく。梅雨時の山を思い出す。リーダーは黙々と登り、休まない。これがいい、ゆっくりだから疲れないし、高度を着実に稼ぐ。雨の中、登ることにはあまり抵抗はない。
 
 なれもあるけど、今日は温泉が待っているし、登高も2時間強のハイキングであり、足慣らし程度だ。ほとんど休むことなく登り、高尾天平の頂上に到達する。
 東屋があり、休憩にはもってこいの場所だ。もう12時、10時20分に登り始めて1時間40分掛かったことになる。ここは赤松林であり、松茸がシーズン中、あっただろう事が充分考えられる。
 缶チュウハイ「氷結」でまず乾杯、昨日、初節句とかで炊いた「赤飯」などいただく。庭で実をつけたという「さくらんぼ」などを食後に食する。
 大雨の予報もあったが、それほどでもない。
 
 もう、あとは下山し温泉に入るだけであり、ゆっくり下るだけであり、余裕。
 ただ本日、誰もカメラ持参した人なく、この雨に洗われた新緑を撮ることが出来ないのが残念。雨に煙る丹波天平の尾根や、新緑の林のみずみずしさを撮れないのが心残り。
 
 頂上から一時間であっさりと「のめこい湯」に下山。44℃という温泉に入る。今日は混んでいる。連休最後であり、子供連れ、おじいさん、おばあさんなどで賑やかである。登山客もかなりいる。たぶん連泊で雲取山とか、飛竜山、あるいは笠取山に登った連中だろう。
 お風呂に入り、休憩室で横になり、また一杯。リーダー持ち寄りの料理でしばし歓談。眠くなったので横になり寝る。ここは東京都ではなく、山梨県だった。
 
 先週も山梨県の釈迦ヶ岳、今週は高尾天平にと、山梨の山に通ったことになる。丹波村は大菩薩峠や、雲取山へといくつもコースが考えられ、ここに下山するか、ここを起点にして登ってみたいと思う。
 
 帰りは4時半のバスに乗車し帰る。
 
 江幡リーダーの奥多摩温泉巡りハイキングは始まったばかりだ。
記:加藤(マ)      

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