初企画/アルコではまだ企画したことのない山 通称 黒川鶏冠山
予約 柳沢峠から黒川山1、710m 鶏冠山 
 リーダー 加藤正
2011年3月6日(日)

参加者 
1班 L:加藤正、SL:平田、高橋恭、増田、渡辺、板谷清、勝野、石村、島田
2班 L:森、SL:野口、仁科寿、仁科明、南雲繁、南雲千、近藤正、近藤花
3班 L:矢部、SL:山田、寺田、古川、小堀、新藤、遠藤       計24人

コース
柳沢峠 → 六本木 → 三本木 → 横手峠 → 見晴台 → 黒川山山頂 → 鶏冠山 → 落合集落

 昭島駅7時7分に出発し、柳沢峠に到着したのは9時20分頃であった。
 早速、登山開始の準備を始めるが24名が思い思いの動きでなかなか登山開始には至らない。
 ようやく9時40分ころ登山開始する。歩き始めてすぐにアイゼン着用する。ゆるやかな登りで、六本木に至る。
 ここから左に折れて横手峠に向かう。緩やかでなだらかで、クラストした雪面は歩きやすい。三本木からやや登りとなり、横手峠に至る。ここから傾斜が増すが、それほどのことはない。
 大きく見える大菩薩峠を右手にみて、緩やかに上り、見晴台という案内板に従って、左折し、しばらくすると見晴台に到達する。見晴台に発つと秩父甲斐国立公園の山々がそびえ立つ。一番に認識しやすいのは笠取山であった。横に頂上稜線を張り、沢すじが雪で白く見える。これぞ東京は多摩川の源流の姿であり、親しみやすい山容である。
 遠くかすかに金峰山が奥仙丈ヶ岳と国師が岳の肩ごしに見えた。南アルプスの連山がかすかに見える。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳とそれに連なる山々が白銀に彩られていた。
 見晴台にて昼食。
 午後は鶏冠山を目指す。 1班がとりあえず鶏冠山に挑む。登路はテラテラに凍り付き、4本爪アイゼンでは登りが困難であるが高みに登り、鶏冠神社を下にみるが、神社までは路も狭く、堅くクラストした雪は軽アイゼンをも受け付けない様子であり、これ以上24名という大人数で進むのは危険とみて、1班だけで退却した。登りはいいが下りは困難である。
 1班は下りに大汗をかいてわずかな距離を下った。危険であり、2班は、3班は登らないことにした。
 もう後は下りしかない。鶏冠山から落ち合い集落に向けて下山する。雪はクラストしていて歩きやすいが、かなりの積雪であり、足を取られかねない。何とかしのぎ、落合集落に抜けた。
(記:加藤正)

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