標高は低いが手ごわい
九竜山(くりょうざん)  942m
リーダー 千葉
 2011年9月24日(土)
参加者 L千葉、SL森茂、石村、仁科明、山田
矢部、古川、引馬、中澤、南雲繁、勝野 11名

コースタイム
 病院前 9:00→ 10:50 九竜山 → 12:30 鞘口山 12:45 → 13:05 大ダワ → 15:00 奥多摩駅
 
 登山客であふれている奥多摩駅から鴨沢西行きバスに乗り、10分ほどで奥多摩病院前に着く。ひとつ前の電車で奥多摩駅に着き、ここ病院前まで歩いてきた元気な勝野さんと合流する。病院のトイレを借用し、恒例のヤベッチ体操後出発。お墓の脇を通り尾根に出る。か細い登山道には草が被さっているが歩きにくいわけではない。しかし、先頭を歩く仁科さんはくもの巣との戦いで大変だ。
 今回の登山計画は、暑い中での藪こぎ登山を避けるため涼しくなる9月後半実施としたが、直前まで猛暑の日が続いた。しかし実施二日前に台風が通り過ぎたお陰か、今日は涼しい秋風が吹き快晴。藪こぎスタイルの長袖シャツでも耐えられる気温だ。
 楽しみにしていた(?)藪こぎも簡単に通過。時々現れる登山道がハッキリしない急斜面では、各人勝手にコースを取り、木につかまり、四つんばいになり登っていた。
 九竜山頂上手前にある本コース唯一の見晴らし場からは、奥多摩湖と小河内ダムの堰堤が、そして遠く大菩薩嶺をはじめ、5月に登った鹿倉山、六石山等々眺められた。
 九竜山頂上は杉木立の中にあり、山名が書かれた小さな板が木に吊り下げられているだけで、気が付かないと通り過ぎてしまうほど、特徴の無い頂上である。記念写真を撮りすぐ出発する。頂上からの下りは岩がころがっていて歩きにくいが、そこを過ぎると斜面がゆるくなり歩きやすい。登山道には台風で折れた木の枝が多数横たわっているが、先頭を歩いている仁科さんは、それを取り除きながら歩いている。相変わらず元気でうらやましい。途中昼食を摂り鞘口山へ向かう。
 鞘口山は、御前山と大岳山をむすぶ稜線上にあり、ここも木立の中の特徴の無い頂上だ。ここまでは誰にも会わず我々のだけの山であったが、鞘口山からは数人の登山者に会う。
 大ダワからは鋸山林道を下る。林道は舗装されて歩きやすく、秋の日差しを浴びながらのんびり奥多摩駅まで歩いた。                                                   
(記:千葉)

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