奥多摩の代表的な鷹ノ巣山を登り、石尾根を縦走し奥多摩駅へ下山
参加表明を!   鷹ノ巣山(1,737m)
リーダー 鈴木義
2011年10月2日(日)

L:鈴木義、SL:加藤正、高橋、石村、増田、小川、仁科明、
古川、引馬、遠藤、大賀、中澤、島田、南雲繁、玉井、白井 
 (男性 5名、女性 11名 合計16名)
奥多摩の代表的な鷹ノ巣山から石尾根を縦走
 
コースタイム: 東日原8:05発 → 稲村岩分岐9:05着(稲村岩往復25分)、稲村岩分岐9:35発 → 鷹ノ巣山12:05着・12:30発 → 六ツ石分岐14:15着・14:25発 → 奥多摩駅(16:48着)
 
 朝起きたら奥多摩方面は灰色雲で覆われて、鷹ノ巣山山頂での視界が危ぶまれる。奥多摩駅合流で16名と増えたが、一人だけ寝坊してしまった為1名が不参加となった。
 
 バスが東日原に到着し、各自準備体操をして歩き始めると正面に稲村岩が聳えており、今日は稲村岩の山頂まで登ることもできるであろうと考えていた。登山口から川に下りて橋を渡ると気温も低く、山頂の視界も悪いように見える。今日は女性参加者が多数なので、後方はいつも以上に元気な声が聞こえてくる。しばらくスローペースで歩いて行くと、道は沢沿いを抜けると直ぐに急登が始まった。
 
 奥多摩地域でも代表的な急登コースであるため、山頂まではかなりきつい登りとなり、途中でバテないように気を配りながら登って行った。
やがて稲村岩の分岐に到着し、稲村岩山頂にチャレンジしたい人を連れて急峻な岩場を慎重に登る。10名近くの人が登って来たが、思ったより樹木に囲まれているせいで皆恐怖心がないため山頂までの往復がスムースにできたので一安心した。 
 
 休憩後分岐から山頂まで長い登りが連続するので、脱落者が出ないようにゆっくりと登っていくが、辺りは霧が立ち込めやがて小粒の雨が降り出してきた。やっとひるめしくいのタワに到達し山頂はもうわずかである。皆頑張って山頂に予定より若干遅れて到着した。 
 
 しかし、山頂はあたり一面は霧でまったく見えないのが残念である。山頂は奥多摩中心に位置するので、晴れていれば周囲の山と奥秩父や丹沢、遠くは南アルプスや富士山まで一望できる。
 昼食後の集合記念写真は霧のためボケ気味でした。これから下りの奥多摩駅までは石尾根コースを延々と歩かなければならない。
 尾根道は霧で先がよく見えない中を黙々と歩いて六ツ石山分岐まで到着する。此処で一息入れてから奥多摩駅まで長い坂を延々と下っていくのだ。
 やがて奥多摩駅近くの集落が見えてきたので奥多摩駅はもう近い。やっと林道に到着して神社の脇を通り抜けると、落伍者も無く奥多摩駅に全員無事到着したが、直ぐに電車が出るため、ビールを買う間もなく乗り込んでしまった。
 
 次回も天候が良ければ鷹ノ巣山山頂で一望できることを期待する。
 きつい鷹ノ巣山登頂と長い石尾根コースを走破し皆さんお疲れ様でした。
(記:鈴木義)

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