美濃の名山 日本百名山を登る
予約  恵那山 2,191m
リーダー 加藤正
2011年10月8日(土)9日(日)

L:加藤正、増田、高橋、渡辺、小川、引馬、長谷川
久保、島田、森、山田、矢部、板谷清
(合計13名)
10月8日(土)晴れ
 神坂PAから馬籠宿を通り妻籠宿への9qハイキング
 
 誰かの発案で中央高速神坂PAにてマイクロバスを下車、脇の扉を開けて馬籠宿へ行く。いろいろと宣伝されていてよく知られた馬籠宿であるが、中々の賑わいであり人、人である。坂道の石畳の両側には往時をしのばせる旅篭が並び本陣、脇本字なども復活していて、昔の木曽路を彷彿とさせる。
ゆっくりと見て歩くも1時間とかからない。すぐに宿の外れの展望台に至る。ここから明日登る恵那山2191bが大きく見える。迫力がある。
 
 ただ馬籠宿を歩いただけではただの観光であるが、アルコの山行であり、馬籠峠を越えて妻籠宿へ向かう。中仙道のうち木曽路では11宿あったとのことであるが、そのうちの馬籠から妻籠間は8qであり、むかしの足腰の弱い人にとっては難儀な道であったろう。今日の私たちは気楽に歩く。時折、休憩所になっているところから木曽節が流れてくる。途中で入ったそば屋でも亭主が客席に出てきて木曽節を謡う。ビ−ルで酔っていたので手拍子をうつ。やはりここは木曽路だ。
 妻籠宿も人、人だ。江戸時代に戻って9qを歩ききり、マイクロバスに乗った。
 今回は温泉もテ−マであり、昼神温泉に向かう。中京圏では知られた、大きな温泉街に着く。久しぶりにゆっくりと温泉に入る。くつろぐ間に日本酒一升瓶が空になる。今回は尾張旭市の保養センタ−にお世話になったが、食事もよく、満足して就寝。
 
10月9日(日)晴れ
 恵那山河原コース
 5時半出発。登山口の駐車場から6時15分歩き出す。30分林道を歩いて6時45分本谷橋をわたり、尾根末端の急登を行く。ここは通常なら大汗とともにバテル所であるが、今日は寒いくらいであり、汗もかかずに登る。
 1時間半でようやくゆるやかな尾根道となり、労苦から解放されてゆったりと登る。やがて展望が開け南アルプスの3,000b峰がずらりと並び壮観だ。仙丈岳、北岳、間の岳、濃鳥岳、すこし離れて塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳とよく確認できた。うしろを振り返れば中央アルプスの山々も見えた。登るほどに上部は紅葉も始まっていて目を楽しませてくれる。
 10時すぎに約4時間で山頂にたどり着く。山頂周囲は紅葉で華やかである。が、展望台に上っても山頂からの展望がないのが恵那山の唯一の難点だが、深い樹林で保護された山頂の雰囲気はいい。11時前に往路を復路として下山する。午後2時前には全員無事に下山し、また再び尾張旭苑にて入浴し、帰路についたのは4時頃であった。
 
 会計報告
 収入  13名×17,800円      231,400円

 支出  宿泊代 14名          107,826円
      バス費用             105,000円
      高速代               12,074円
      駐車代                1,500円
 寸志                       5,000円


馬籠 と 妻籠



恵那山山頂の紅葉



全員集合



山頂展望台より北岳を撮る


(記:加藤正)

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