再挑戦、大源太山は微笑んでくれるか
予約 三国山、大源太山(だいげんたさん) 1764m
 リーダー 千葉
2011年10月23日(日)

参加者 L:千葉、SL:大賀、会計:古川、寺尾、森茂、仁科寿、仁科明
久保、渡辺、小川、引馬、石村、加藤正、白井、矢部
     計15名

 今回のコースは、今年6月に雨で中止になった計画と同じである。今回も行く直前まで雨予報であった。
 明け方まで降っていた雨も上がり、予定通り6時半、15名を乗せたマイクロバスは昭島駅北口を出発。雨予報のおかげか高速道路も渋滞無く、昭島から3時間弱で新潟県側の三国峠登山口に着いた。途中バスの中から見た三国街道沿いの紅葉には派手さが無い。バスの運転手の話では他の観光地の紅葉もあまり良くないとのこと。
 矢部さんの準備体操後登山開始。周りの木々は葉を落とし、まだ残っている葉も茶色をおび、この付近は紅葉の時期が過ぎたようだ。三国峠までの道は昔の街道でもありジグザクと緩い登りが続く。
 三国峠からの眺望は、北側はガスが懸かり遠望はきかないが、南方面は赤城山、榛名山などが見えた。ここから木の階段の急登が三国山頂上まで続く。途中リーダが調子をくずし、トップをサブリーダに頼み、よたよたと最後尾を歩く。周りは草原で夏にはニッコウキスゲの群落が見られるようだが、今はなんの花の姿も無い。
 三国山頂上はそれほど広くは無く、なぜか梵鐘が置いてある。他の登山者は誰もいない。ここも南面の眺望が得られる。三国山からは見晴らしの良い尾根道が続き、近くの斜面は紅葉で彩られ、やっと見られた紅葉に歓喜の声が聞こえた。いくつもの小さなピークを越え、最後の急登でやっと三角山の頂上に着く。
 ここの頂上も狭く15名が休むのがやっとの広さ。ここで遅い昼食を摂った後、渡辺さんと一部ザックを置いて大源太山に向かう。途中明るい尾根道から暗い樹林帯の中を登る。
 大源太山頂上は谷川連峰方面が開かれているが、残念ながら一部ガスがかかり以前アルコで登った平標山や仙ノ倉山は見えない。しかしエビス大黒の赤茶けた岩場や、高くそびえる万太郎山が見え、そして遠く天神平のリフト小屋と思われる光る屋根が見えた。
 記念写真撮影後、三角山に戻り、一人さびしく佇んでいた渡辺さんとともに、浅貝に向け下る。落ち葉で石ころや木の根が見えない急な下りが続き、時々キャーの声が聞こえる。多分滑ったのだろうが先頭を歩いている私には見えない。傾斜も緩くなりのんびり紅葉見ながらスキー場の中を歩き浅貝に無事到着。確認したところ二人のズボンのお尻が汚れていた。
 浅貝からマイクロバスに乗り、少々の渋滞にあったが20時半昭島に帰着した。
 
 このコースは登山者が少なく、特に三国山から大源太山の間はすれ違う登山者がほとんどいなく15名のパーティでものんびり歩けた。心配していた雨も、2回ほど短い時間パラパラときただけで雨カッパを着るほどではなく、今回の山行では大源太山は薄笑い(?)をしてくれたようだ。

  費用    マイクロバスチャータ料             52,500円
        高速道路料(入間、月夜野往復)         8,300円
        寸志                         3,000円
        運転手茶代                       700円  

  合計   64,500円( 4,300円/人)  
(記:千葉)
計画へ 写真へ