冬山小屋泊まり
予約    北八ヶ岳 高見石  2,249m 
リーダー 千葉
2012年2月4日(土)〜 5日(日)

  参加者:L千葉、SL仁科、山田、久保、勝野    計5人

 コースタイム
 2月4日 茅野10:20発=(バス) ⇒ 渋の湯11:30着、12:00発 → 高見石小屋14:20着
 2月5日 小屋7:00発 → 中山頂上近くの展望台8:20着 → 黒百合ヒュッテ9:10着 → 渋の湯10:50着  渋の湯11:35発=(バス)⇒ 茅野

2月4日 (晴れ、高見石付近はガス、風あり)
 立川駅始発の普通電車に乗り遅れた勝野さんが甲府駅で追いつき全員そろう。茅野駅から渋の湯行きのバスは、乗客が多く2台のバスが出、全員が座れる。上空は晴れているが八ヶ岳の稜線には雲がかかっており、典型的な冬型天気の様子で稜線は風が強そうだ。
 バス終点の渋御殿旅館前で昼食を摂り、登山補導所に登山届けを出し出発。前後に登山者がおり、またトレースがしっかり着いていて、道標を見落とさない限り道を間違えることは無い。雪をかぶった樹林帯の中の緩い登りが続き風も弱くのんびり登る。ただ賽の河原では名前の通り、岩がゴロゴロした吹きさらしで、冬山の風を感じた。
 高見石小屋に着き、体が温まっているうちにと、ザックを置いてすぐに高見石に登る。小屋から10分ぐらいの距離だが吹きさらしで風が強く、足元の不安定な岩の間を登る。頂上からは白く凍った白駒池が見えたが風が強く寒いので、記念写真を撮って早々に下る。小屋外の温度計はー10℃を示していた。
 小屋にはストーブが焚かれていたがあまり暖かくない。しかし我々にはコタツと灯油ストーブのある7畳位の個室があてがわれ(料金は大部屋と同じ)、幸先よしと早速コタツに入りしばしの間まどろむ。小屋はほぼ満員であった。
 
 2月4日(快晴、風弱い。6:00の気温 ―12℃、7:00の気温 ―10℃)
 快晴で風もほとんど無い中、練習を兼ね全員アイゼンをつけて出発。樹林帯の中のトレースは、ここもしっから付いており、ゆっくり景色を楽しみながら歩く。
 中山の展望場所は、西側に開かれた吹きさらしで、冬型の気圧配置時には風に苦しめられる場所だが、今日は快晴無風で展望には最適な場所になっている。近くは蓼科山、そしてはるか彼方に北アルプス、中アルプス、乗鞍岳等が青空の中、白く連なって見える。写真を撮ったり山座同定したりと、厳冬ということを忘れのんびり楽しんだ。
 展望を十分楽しんだ後、仁科さんを先頭に快適に下り、中山峠、黒百合ヒュッテを経由し、無事渋の湯に到着。身支度をしていると天狗岳から下ってきた加藤、中嶋夫妻と会うというハプニングがあった。
 今回山行では初日の強風、二日目の無風快晴と、厳しさと楽しさを味わうことが出来た。

費用 JR 立川、茅野間運賃(往復)          5,040円
    JR 茅野、八王子間特急料(片道)        2,100円
    バス 茅野、渋の湯(往復購入で300円引き)  1,900円
    高見石小屋宿泊費(1泊2食、暖房費含)     8,300円
    小屋お湯代(500cc)                  100円
              


高見石小屋でくつろぐ



中山の登り



中山峠で



中山峠で 最高のお天気


加藤正、中嶋夫妻と会うというハプニング


(記:千葉)

  計画へ