秩父の低山と福寿草と温泉を楽しむ
予約 四阿屋山 あずまやさん (772m)
リーダー 加藤正
2012年2月11日(土)

  参加者 L加藤正、SL森、矢部、寺田、増田、米田、柳澤、鈴木真、長谷川
板谷明、近藤正、板谷清、白鳥、森信、小川、引馬 16名

コース
道の駅(両神温泉薬師の湯)9:30 → 鳥居山コース → 両神神社奥宮 → 11:15 頂上771m → 奥宮 → 12:15福寿草園地 → 桜本コース → 13:25薬師の湯
 
 低山であっても侮れない手強い山であった。
 薬師の湯より鳥居山コースを辿る。尾根をひたすら辿る。尾根の南側は日溜まりであるが、北側は寒い北風にさらされる。それでも登るほどに身体はほぐれて冬の山に適応する。きつい登りでもあるが、一歩一歩登り、2時間弱で両神神社奥宮に到達する。これまでは、先日降った雪はなんの問題もなかった。
 
 いよいよ奥宮から頂上にかけての鎖のある岩場の登りである。登りではストックをたたむこともなく、アイゼンも付けずに登る。登るほどに落ち葉の下は凍った雪と言うより、氷化した滑りやすい道となる。鎖に頼るが、滑らないように登ることに神経を集中する。なんと上から落石。鳥居山コ−スを登るときも犬の遠吠えがしていて、なんとなくいやな予感がしていたが、なんとなんと落石を起こしているのは無線機を付けた二頭の犬であった。足元は氷化した滑りやすい道であり、さらに落石と言うことで、緊張、緊張で頂上にはい上がる。
 
そこで見たものは犬の飼い主らしいのが無線機をなにごともなくあやっていた。あずまやま山頂上からの展望は北側に開けていて、両神山のゴツゴツした稜線と、双子山の牛の角状の二つのピークを確認し、記念写真を撮り、早々に下りに入る。
 
 氷化した鎖場の道を下るには軽アイゼンに頼るしかない。全員アイゼンを付けて一歩一歩慎重に下る。奥宮に戻り緊張を解く。
 
 もう昼食の時間である。下るほどに福寿草園地の日溜まりがあり、30分ほど昼食を取る。 
 福寿草はその場では見られなかったが、昼食後、下るほどに黄色いしっかりとした花を咲かせて福寿草は我々を歓迎してくれていた。さらに蝋梅もつぼみは大きく、今にも花びらを咲かせようとしていた。香気もただよい春は確実に来ていた。
 
 なんとなく味気ない舗装道路を辿り駐車場に至り、その脇から桜本コースに入り
今日の山行を思い起こしながら下る。13時半、薬師の湯に戻り、温泉に入り汗を流す。
 14時40分帰路につく。
 


 
頂上集合写真 1






頂上集合写真 2





福寿草

(記:加藤正)

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