おにぎり山の山頂で、富士山を眺めながらのんびり過ごす
矢倉岳 (870m)
リーダー 鈴木義
2012年2月19日(日)

  参加者 L:鈴木(義)、矢部、久保、島田、進藤 (男5名)

<コースタイム>
矢倉沢9:10着/9:20発→矢倉岳山頂10:48着/11:25発→万葉公園12:45着→足柄峠13:05着→地蔵堂13:50着/14:25発(バス)
 
 立川駅に集合した4名と町田駅からヤベッチさんが乗り、色気無し男だけの5人衆で、今日は華やいだ雰囲気が全く欠けている。
 新松田駅に着いて地蔵堂行きのバス待ちをしている人達は約20名で、途中の関本からも20名程乗り込むとバスは満杯状態となる。矢倉沢バス停で我々を含め約半分降りたが、乗車しているグループは地蔵堂から金時山へ登るとのこと。
 矢倉岳は初心者や女性の人を対象に山行を計画したが、空振りになってしまった。
 
 バス停から麓はのんびりとした田舎風景の道を歩き、みかん畑や茶畑の中を通り抜ける。やがて細い登山道となりここから先は1時間あまり急坂を登ると山頂に着く予定である。
途中の急斜面に残雪があったが順調に登れて、しばらくすると山頂に到着した。
 しかし、矢倉岳山頂からは富士山の麓が少し見えるだけで、天候が崩れてしまったので、富士山は殆ど眺望が利かず残念。
 山頂には20名以上休憩しており、冬でも人気がある山と思われる。
 早速に座り込みガスコンロでラーメンを作る人や温かいスープ・お茶等で昼食を取っていると、大粒の雪が降り始めてきたが、やがて薄日が射してくると暖かくなってきた。
 昼食を食べて早々に山頂を引き上げ、ここから先の下りは雪で滑りやすいので、急斜面を慎重に下って万葉公園に向う。
 少し開けた所で後を振り返るとポッコリおにぎり山のような矢倉岳が綺麗に見えていた。
 杉林の中をしばらく進むと万葉公園に到着し、昔詠まれた万葉集の石碑があり、直ぐ横には万葉集の解説されたものがある。この先所々に万葉集の石碑を詠みながら足柄峠に急いだ。
 足柄峠から関所跡や万葉古道を通り抜けビール飲みたさに地蔵堂へ早足で下った。
 地蔵堂に到着し一休みしているとバスが来たので立川駅まで向い、矢倉岳登山も無事終えて今日は1日静かな山行でした。
(記:鈴木義)

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