ザゼンソウと桃の花を観賞
甲州市 小倉山  955m
リーダー 千葉
2012年4月15日(日)

参加者:L千葉、山田、森茂、石村、矢部、古川、山崎、武藤
久保、勝野、森信、渡夫妻   計13人

コース
 JR塩山駅 =(バス) ⇒ 福生里 → ザゼンソウ公園 → 小倉山 → (南尾根) → 麓 → 慈雲寺 → JR塩山駅
 
 当初4月14日(土)実施予定であったが、雨予報のため翌日の15日に変更。突然の変更にもかかわらず13名の参加があった。変更の甲斐があり前日の雨が今日は快晴。中央線の車窓からは富士山、南アルプス、そして近くを満開の桜が流れていく。塩山駅からのバスはザゼンソウのシーズンが過ぎたためかアルコの貸しきり状態で、ゆったりと登山口まで行く。ザゼンソウ公園には、遅咲きのザゼンソウが緑の葉を従えあちこちに咲いていた。観光客も少ないため他人に気兼ねすることなく、アルコ写真班?はカメラをじっくり構え撮っていた。
 ザゼンソウ公園から30分ほど登ると小倉山の頂上。頂上には展望用のやぐらが組んであり、そこからは富士山、南アルプス、茅ヶ岳等の山々と、眼下に甲府盆地が広がっているのが見える。甲府盆地は桃の花でピンクに見える予定だったが、残念ながら桃の花はまだつぼみで、所々に桜と白いスモモの花畑が見えた。
頂上からの下りはJR塩山駅方面に伸びている南尾根をとる。登山口の案内図に載っていないこのルートは、か細い踏み跡が一直線に下っている。所々に急斜面があったり、踏み跡が不明瞭な箇所があったりしたが、先頭の山田さんは目標の下山口に無事到着、山田さんの誘導に皆は感服する。
 小倉山下の農道脇で、風の無い春の日差しを浴びながら昼食にする。食後は三々五々、近くの桜やスモモの花を見て廻ったり、山菜採りなどしてのんびり過ごす。
この先は農道歩きで、複雑に曲がりくねった道を登山地図を頼りに目的地に着かなければならない。しかも道を尋ねる人がほとんどいない畑地帯が多い。地図を片手に右往左往しながらも、満開の桜やスモモの花、そして農家の庭先を楽しみながら歩く。周林寺に行く予定が、周林寺は判らず直接慈雲寺に着いた。
前日のNHKTVで慈雲寺のイトザクラを放映していたこともあり、慈雲寺には多数の見学者がいた。本堂より大きなイトザクラはちょうど満開で見ごろであった。
慈雲寺からは道を間違えることなく塩山駅に着き、花をめぐる山行は無事終了した。
       
 
 

小倉山頂上



ザゼンソウ 慈雲寺のイトザクラ




楽しい昼食




(記:千葉)
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