奥多摩の静寂な尾根を縦走して、蕎麦粒山へ登り鳥屋戸尾根を下る
蕎麦粒山 1473m
リーダー 鈴木義
2012年4月22日(日)

  参加者 L鈴木義、SL加藤正、島田、高橋、石村、古川、増田、引馬
 (男子:3名、女子:5名 計8名)

コースタイム
 東日原8:05発 → 10:35着 一杯水避難小屋 11:00発 → 11:57着 蕎麦粒山 12:15発 → 14:00着 笙ノ岩山 14:05発 → 15:12着 川乗橋 15:22発 → 16:18着 奥多摩駅
 天気予報を1週間前から見ていて天候は雨模様であり、山行中止も考えていた。しかし、多少の雨が降ってもトレーニングすればと思い思案のしどころであった。
 東日原に着くと幸いにも雨が降っていない。一杯水避難小屋辺りか蕎麦粒山では雨に降られる時刻となろう。出発すると直ぐジグザグ道で杉木立の急坂を登り一汗掻いた。
 直ぐ後からマウンテンバイクを担ぎ単独で登ってきた。下りは秩父方面へ抜ける予定とのこと。以前雲取山でも数名見かけたことがあるが、山屋としては全く歓迎しない。
 杉林を抜けると比較的楽な登りとなり、落葉樹が沢山あるので秋の季節は紅葉で綺麗と思われるが展望が利かないため、このコースは三ツドッケ山頂に行くと展望が良い。
 (以前に山頂からの展望が利かないので周辺の木を伐採した人がいた。山頂から展望を観たい心境は良く判る)
 落葉した雑木林の尾根道を進んでいるとすぐ近くの山が霞んで見えている。時々風が吹いて寒さを感じ、霧も出てきて直ぐに雨が降りそうな気配である。
 今回の参加者は初心者がいないので、気を余り使わず適当なペースで登ってきたが予定時刻に一杯水に到着した。
 休憩し食事を取り終える頃には雨が降り出し、皆に雨具を着るよう指示した直後に雨が降り出して風も冷たく、外気温度も2℃でまさに冬山模様である。
 道中には最近降った残雪が所々に見えている。蕎麦粒山までの縦走路は晴れていれば平坦な尾根道であるので快適な登山となる所である。冷たい霙混じりの雨と風が吹きいている中を黙々と歩いていると、仙元峠分岐に来たので蕎麦粒山はもう直ぐ先である。
 順調なペースで登り、目的地に予定通りの時刻で到着した。幸いにも先行登山者が2人いたので直ぐに集合写真を撮ってもらった。山頂で休んでいると雨は小降りになってきたが霧のため展望は全く利かない。
 休憩は短く早めに下山することにして、予定コースの鳥屋戸尾根急坂を下っていった。
 途中から雨も小雨程度で、笙の岩山付近まで来ると川苔山や本二田山がすぐ近くに見える。ここから川乗橋までもう少しであるが予定時刻に間に合うかどうか判らない。しかし、川乗橋に到着したときバスは既に出てしまったので、仕方ないので奥多摩駅まで約1時間歩くことにした。
 今日は最後までおまけのトレーニングとなってしまったこと皆さんに申し訳ない。
 蕎麦粒山山行に脱落者もなく文句も言わない5人の熟女達と参加者に感謝します。

















(記:鈴木義)
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