本邦第2位の高所温泉
予約 八が岳 本沢温泉−天狗岳
リーダー 加藤正
2012年9月8日(土)9日(日)

参加者 1斑 CL GABIBO、SL NAKAJ、ココシャテル、スミチャン
プルリン、WOODS、トンコ柿、BE−CHAN
2斑 L O−KEI、SL KAIKUN、☆子、空、ワミ−、柚子
タバ、GIRASUN
会計 ☆子
 女性6名 男性10名  計16名参加 

 コ−ス
 8日(晴れ) 八王子IC−須玉IC−松原湖−本沢温泉入口−本沢温泉
 9日(晴れ) 本沢温泉6時20分−東天狗岳8時30分−西天狗岳9時30分−唐沢鉱泉13時15分

 8日 天気予報はいい意味で外れた。曇り後雨ということであったが、朝から晴れであり、これが終日続いた。
 今日の日程には余裕があり、途中、松原湖に立ち寄り湖畔を一周した。いつも素通りしていたところであり、どんなところだろうという興味があり、歩いてみた。昔は自然結氷しアイススケートリンクとして知られた所であるが、今日はボートに乗る釣り人が糸をたれている静かな、そして小さな湖であり、一周30分と手頃な散策となった。
 マイクロバスは緑濃い八が岳の山麓を走り、あっさりと本沢温泉入口にたどり着く。バスが走った路は八ヶ岳ス−パ−トレイルの路にあたる(トンコ柿さん曰く)と言うことであり、いつかはいずれ歩くことになるだろうと思う。温泉への路は広い、しかし、この尾根沿いの道は緩く確実に登っている。ここを足早に歩くと体力を消耗するだろう。幸い今日はゆっくりのんびり組が多く、疲れない程度の早さで歩く。カラ松の自然林は森林浴に適していて疲れない。2時間強で湯元本沢温泉に至る。
 
 まだ日が高いが温泉の前庭のテーブルで宴会は始まる。今日の宿泊客は比較的少ないという。お酒が入って元気な話に時をわすれている間に、アルコの女性3人は本沢温泉名物の野天風呂に入ったという。温泉の受付の話では、最近の野天風呂は女性が好んで入り男性が困るくらいという。野天というだけあって囲いもなければ屋根もない。硫黄岳の爆裂火口の赤茶けた岩肌がいかにも野天の景観と成っていて、静かにのんびりと温泉に浸かるときは醍醐味というものだろう。
 本沢温泉は野天風呂と泉質が全く異なる男女別々の内風呂がある。野天風呂と内風呂の二つを楽しみ就寝する。

 9日 今朝は樹間の彼方から旭が昇ってきた。真っ赤で生き生きとしていた。
6時20分に温泉を出て白砂新道を辿る。コメツガの大森林を行く。登るほどに急登となる。登山者は我がパーティーだけであり静かなものだ。空は青く、木漏れ日の森林を歩く。 
 2時間近くで待望の縦走路に飛びだす。一気に景観は広がり、東天狗岳、西天狗岳、根石岳、そして遠くは南アルプスの盟主 北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳があった。登るほどに景観は広がり阿弥陀岳、赤岳、横岳と見えてくる。
 東天狗岳頂上は我々の到着で一気に騒がしくなった。ひとしきりのお騒がせで、西天狗岳に向かう。
 西天狗岳から見る東天狗岳はとがって見え、東が男性らしく西はどっしりと女性らしく見える。9時から30分、ここの山頂でゆっくりのんびりと過ごす。今日はゆっくりのんびり組が多く、楽しい時を過ごす。
 西天狗岳から西に延びる西尾根は最初の30分間は厳しかった。大きな岩、小さい岩が混在し、慎重に下る。早くは歩けない。滑っても行けない。転んでも行けない。事故無しを祈りつつ下る。ようやく落ち着けたのは第2展望台を迎えた頃からだ。雲が湧いてきて西天狗岳の山頂も覆われつつある。次の第1展望台で昼食とする。これで西尾は楽勝かと思われたが、ここから唐沢鉱泉までが長く、気をゆるめることが出来ない路となっていた。樹林帯の路は小さな岩がごろごろとしていて滑りやすい。転倒すれば大事故に成ろうというものであり、ここはゆっくりとのんびり組は確実に歩をすすめて多少時間はかかったが安全確実に唐沢鉱泉に下った。
 
 当初予定では唐沢温泉から渋ノ湯に出る予定であったが、西尾根に意外に時間と体力を消耗させられたために唐沢温泉にマイクロバスを横付けしてもらいピックアップしてもらった。帰りの温泉は樅の湯として原村の野菜直売所にて立ち寄り帰路を辿る。
  
 
会計報告を致します
   収入         20,000円×16名   320,000円
   支出                         320,000円
   残金                               0円

  支出 内訳
  ・マイクロバス代   52,500円×2日間   105,000円
  ・運転手寸志                       5,000円
  ・運転手宿泊代                      6,300円
  ・高速代           行き 4,050円
                 帰り  2,550円    6,600円
  ・本沢温泉宿泊代    9,550円×16名   152,800円
  ・もみの湯                        7,500円
  ・返金           2,200円×16名    35,200円
  ・市倉さんに謝礼                     1,600円

    ※市倉さんに謝礼について
          高速での最終料金が割引等のため不明
          八王子インターを降りてから 1,600円あまりました
             参加者 16人で割ることができましたが
              時間等の関係もあり 市倉さんに謝礼 としてお渡ししました
          参加者 確認済み      以上



本沢温泉名物の野天風呂



樹間に登る旭



本沢温泉で


 
東天狗岳



東天狗岳をバックに これから登るぞ!!



西天狗岳



西天狗岳



西天狗から岩場を降りる


(記:加藤正)

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