５日（金）晴れ 　東北の紅葉と温泉を楽しむことにした初日、厳美渓を取り上げてみたもののまだ紅葉していないということであった。やむなく予定を変えて平泉中尊寺と毛越寺に行くことにした。半世紀近くも前に訪れたことのある同地であるが、世界遺産となり観光地化が一段と進み大勢の観光客とともに往時を偲んだ。 　 　観光のあとは楽しみな秘湯、奥小安峡大湯温泉だ。ここも２５年前に秋田の地銀に出向していた時に訪れたところだ。ひなびた温泉旅館であったが、現在は立派な建物となっていた。このあたり旅館は私たちが宿泊した阿部旅館だけであり、９８℃、毎分５０リッタ−という単純硫黄泉の湯量はたっぷりであり、存分に露天風呂を楽しんだ。とくに川風呂は、川の流れに温泉が混ざり合い絶妙な風情があっておもしろい。 思いがけず夕食も現地の食材を中心とする和食で質及び量とも に満足するものであった。 　　 ６日（土）晴れ 　紅葉の栗駒山を期待していた。今回は残暑厳しい９月であって半月ほど紅葉は遅れているとの情報であり、紅葉は空振りかと思われた。だがしかし、いい意味で逆転オームランとなった。登るほどに紅葉は赤を主として黄色を交えて全山紅葉、 全面紅葉していて一同歓声を上げる。秋田県側の北面と宮城県側の南面の紅葉を存分に楽しむことが出来た。　 　１０月初旬が見頃である栗駒山を目指して例年登山客殺到するのがいつものことであるが、今年は紅葉が遅いという情報が浸透していたためか、例年より登山客多少少なく、道路も渋滞なく余裕をもって紅葉に浸（ひた）れた。 　 　東北はいままで秋田駒ヶ岳、早地峰、鳥海山、月山とアルコはすでに実績を見ているが、今回、栗駒山という新しい山を加えることが出来た。さらに東北の山のよさをさらに知るべく。いろいろと企画していきたいと思う。
会計報告 　収　入　　会　費　　　　 340,000　　　20,000×17名 　支　出　　バス代　　 　 105,000 　　　　　　　心付け　　 　 　5,000 　　　　　　　駐車料　　 　　　 600　　　毛越寺 　　　　　　　宿泊代　　 　199,365　　　18名 　　　　　　　風呂代　　　 　 6,800　　　400×17名 　　　　　　　高速代　　 　 11,800 　　　あきる野〜一関（往） 　　　　　　　　　　　　　　 　9,300　　　　 一関〜浦和（復）　　 　　　　　　　　　　　　　　　 　 700　　　　浦和〜新宿 　　　　　　　　　　　　　　　　　600　　 　初台〜高井戸 　　　　　　　　　　　　　 　　　 700　 　 　高井戸〜八王子 　　　　　　　残　　　　　　　　 135　　 　　市さんに 　　　　　　　計　　　　　 340,000
栗駒山　全面紅葉
栗駒山　山頂で
（記：加藤正）
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