八ヶ岳の盟主 
予約 赤岳 (2,898m)
リーダー 加藤正
2012年10月20日(土)〜21(日)

参加者/L GABIBO SL 生チャンキョンキョン のんこ、ミータン、WOODS
めんごチャペ ワミ− 寺チャント フルフル  女6名 男4名 10名

 コ−スタイム20日晴れ茅野駅/10時25分−11時/美濃戸/12時30分−美濃戸−南沢−15時30分/行者小屋21日快晴行者
小屋6時30分−文三郎尾根−8時30分/赤岳山頂/9時−赤岳展望荘−地蔵尾根−11時/行者小屋11時15分−赤岳鉱泉12時30分−北沢−美濃戸−美濃戸口−もみの湯15時15分−15時45分/茅野駅/16時03分
   
  優勢な高気圧がど−んと居座り、快晴の朝を迎えた。アルコとしては2度目の赤岳企画であったが、2度ほど雨で流れたあげくの快晴。メンバ−の一部で熱望される赤岳行であり、なんとかいい天気をと願っていたが、願ってもない天気となった。
 予定通りに文三郎尾根を辿る。登るほどに阿弥陀岳の山頂が朝日で輝く。文三郎を登り切り肩に出ると冠雪した仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、北岳が横一列に並び壮観である。頂上に至る岩場は適度の傾斜と手がかり足がかりが豊かであり、楽しい岩登りが出来る。
 天気はいいし、岩は乾いているし、適度の緊張感をもって快適に登る。赤岳南峰の山頂は360度の展望が楽しめる。遠く北アルプス、中央アルプスも視界に入る。山頂はなぜか山ガ−ルが多く、またその同伴者で一杯である。
 帰路は地蔵尾根に向かう。山頂からの下降は急であり、嫌らしい下山路であるが、天気はいいし、風もなく余裕を持って下れる。天望荘に立ち寄り、さらに地蔵尾根を下る。登路に利用した人工的な階段で補強された文三郎尾根といい、地蔵尾根といい、尾根の崩壊が予想以上に進んでいた。このため登山路の補強工事がしっかりされていた。階段、鉄パイプの手すり、鎖、所々では土砂崩壊を防ぐための蛇篭までみられた。補強されていなかったら、危険きわまりないコースというより下降不能であるが、補強されていたため注意さえすれば問題なく下山できる。
 地蔵尾根での緊張感を解いて行者小屋に下り、赤岳鉱泉に出て昼食とした。帰路は北沢コースを選択。山腹に展開される紅葉を楽しむためであり、鉱泉近くは終わっていたが、下るほどに見事な紅葉で楽しめた。
 美濃戸より「もみの湯」までは生ちゃん車で送ってもらい感謝、感謝、お陰にて予定より早く帰京出来た。天気良ければすべて良し」の赤岳行であった。
  南沢 紅

南沢 紅葉



朝焼けの阿弥陀岳



北沢 紅葉




赤岳 山頂

(記:加藤正)

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