伊豆の山シリーズ
予約 長九郎山登山と 磯料理の民宿 海岸美の散策
リーダー 森茂
2012年12月1日(土)〜2日(日)

参加者 L森茂、加藤正、小川、野口、山田、矢部、古川、遠藤、山下、南雲繁
南雲千、久保、島田、寺田、森信、長谷川、高島、黒崎、村瀬、和田
以上20名
事前取消 2名のお陰で荷物を膝に乗せる窮屈は免れた。
 
 ほぼ時刻通りの 6:30に昭島駅南口を出発する。気予報では本日は全国的に良くない。夜明けの赤い太陽が弱々しく拝島橋で観測された。霧の深い高速道路に車は少なく 周囲の山々がいつもより高く立派に見える。道の駅スバシリ迄休み無し。道中は曇り、晴れに一喜一憂だ。道の駅昭和の森で 2回目の休憩を取る。 
 直ぐに新天城トンネル北口で下車。10:00 左側の登山道を登る。旧天城隧道は通らずに分岐点の天城峠に出る。今回は万次郎へは行かない。稜線の東側を自然道は通る。二本杉峠 (旧天城峠)迄は約一時間。
 江戸の末期黒船に乗ってきたペリー提督も、唐丸籠で国元へ強制送還された吉田松陰も此処を通ったそうだ。
 景色は良くないが 海風を除けて呉れる。先人の知恵だろうか。右は千尋の谷で倒木が多い。昔路は登り下りが少なく疲れにくい。馬酔木の群落、ヒメシャラの森、獣のぬた場、と落ち葉を踏んで歩く。
 
 道標で猫魔岳(ネッコダケ)を見付け もう少しだと喜んだ が 此処ではないとガビボ・リーダーに云われガッカリ。三蓋山の手前であった。
 辺りは暗くなり 霰か雹か パラパラと降り出した。霰と雹の違いは何かと議論が始まったが 直ぐに降り止んだ。
 三蓋山も猫魔岳も頂上のハッキリしない山である。
 仁科☆子は居ないが 本日の終点仁科峠へ急ぐ。仁科峠への下りは笹原でゆったりと下る。夕霧の中にA:I観光が待つ。
 16:00 入る夕日は時間的にも天候も無理。薄暗い海辺山辺の道路を 松崎の雲井にある宿へと向かう。市倉さんが民宿の案内図の71番を見付け安堵す。
 別館二階に男7人、下は食事所。狭い路地を隔て本館二階に女3,4人、浴室男 2,4人が収まる。温泉に入り宴が始まる。
 但しカラオケの用意が無く歌はなし。

 8:00宿発宝蔵院を目指す。杉の森に囲まれた静かな駐車場、トイレに開運堂 可愛らしい地蔵さんの列、歴代住職の墓がある。一時間の遊歩道を歩き 出会にて水飲み休憩を取る。此処まで通行止めの標識が多い。
 八瀬峠えの林道は崖崩れの為の廃道隣っている。八瀬からは山道を一時間 石楠花、赤どうだんのトンネルを潜って行くと長九郎山山頂に着く。樹に囲まれて視界はない。見晴台の鉄塔があり是に登る。此処は無人だ。
 万次郎、万三郎、太平洋、駿河湾、相模湾、島か舟か冨士と南アルプスは雲って見えないが360゜の展望はある。雨が降りそうな天気で薄ら寒い。
 コンビニ仕入れの御握りを囓り、記念写真を撮り 池代目がけ下山開始。関西から来た 40人ほどの団体さんに出会う。頂上を空け渡した直後で良かった。
 日曜日なのに働いている樵のエンジン音が聞こえる。川筋らしき石ころ路を下り林道に出る。ここは右折 暫く林道を彷徨い、今度は左折し山道に入る。
 バスは何処まで来て呉れるのか。山葵田、梯子、谷底覗き、沢の音、蜜柑、流れた橋の残骸、、閉じたゲートの金網を潜り再び舗装道路に出る。車両通行止めのでかい看板が意地悪に見える。再度左折し山路を行く。
 結局池代の近くで待つバスに乗車し 笹子トンネルの事故を聞く。道の駅三聖苑の温泉かじかの湯で汗を流す。此のカジカは 蛙のカジカだ。雨が降り出した。我々は濡れずに済んだ。
 下田街道から河津町、ルーフ橋を経て今度は車で天城トンネルを抜け 再び 道の駅 天城越え昭和の森会館に来た。ここで5,000円返却。それぞれは必要に応じて出し入れをする。鮭を呑む人 騒ぐ人 静かに寝入る人 ラーメンを食べたい人 各人各様 又500円返却 メンゴチャペありがと。 
 三島への道路で多少の渋滞があったが 市倉バスは快調にはしる。
 今回は昭島での反省会は無し。 
 二日間 皆様の御協力を得て 無事に帰れそうです 有難う御座いました。
 お役にたてて 私も幸せでした。
                        
  
 (記:森茂)

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