鎌倉にもアルプスがあった
鎌倉アルプス
リーダ 加藤正
2013年7月17日(水)

参加者 GABIBO、E−TOUCH、バネット、KAI−KUN、GIRASUN、サンコウ、ポッポ
 男6名 女1名 7名
コース 北鎌倉駅→9時/円覚寺→明月院→建長寺→11時/太平山→天園茶屋→鎌倉宮→12時/源頼朝墓→13時/鶴岡八幡宮→13時15分/鎌倉駅
 
 「35度の猛暑の中を歩くのは嫌だ。」と考えていたが当日は幸いなことに30度以下と低く、風もあり快適な出足となった。
 鎌倉は歴史と寺の街とよく言われるが、北鎌倉駅を出るとすぐに円覚寺、明月院、建長寺と回る。宗教的関心は乏しくただ鎌倉五山と言われる寺を見てみたいという単純な動機で立ち寄ってみたが、やはり興味がないだけに感興をそそるものは全くなくただ見てまわるにとどまった。以前、アジサイ寺と言われる明月院のアジサイに心をうごかされたこともあり、期待したがすでに6月半ばの最盛期を過ぎていて300円の入館料がおしいくらいであった。
 建長寺の最奥の階段から鎌倉アルプスは始まる。階段登りはきつい。やがて尾根すじを辿るころすずしく風が吹き、鎌倉市街と相模湾が見渡せる。樹林帯の中に横幅2b以上の苔むした山道がつづく。ところどころ泥岩の岩場を見かける。そこかしこに穴が掘られている。(これは帰ってからしらべてみちところ「やぐら」といわれる墓場のこととある。)
 たかだか159bの太平山がこのアルプスの最高峰であるが、このあたりから日射しが強くなり、コース後半に入るや、すぐに昼時というところで天園茶屋に入った。冷たい缶ビールがのどにしみた。
 天園茶屋から30分歩とで、住宅街に下山。なんとなく鎌倉宮によるがここも興味がない者にはなんら得るものはなく、鶴岡八幡宮を目指す途中、案内板に源頼朝の墓とあり、立ち寄ってみた。
 
石の階段を辿り、山の中腹に、それはひっそりとしてたたずんでいた。鎌倉幕府を築いた征夷大将軍の墓としては粗末すぎるのに参加者一同が気づくほどである。妻北条政子の墓は寿福寺という鎌倉五山の一角の寺にあるといわれるのに、なぜここにあるのか、しかも質素な墓であり、その謎はつきない。
 帰りは鶴岡八幡宮に寄るが、日射しが高く、そうそうに鎌倉駅に出て帰る。
(記:加藤正)









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