感動のパノラマを期待して
鷹ノ巣山 (1,737m)
リーダー 吉田
2013年7月21日(日)

参加者
L:チャウ、SL:O_KEI、KAI−KUN、ペコちゃん、Tarry、ワミー、ウォッカ、Kinya、ポッポ                 
 男6名、女3名、 計9名
行程 東日原(617m)8:05 → 巳ノ戸橋8:19 → 稲村岩鞍部9:05/15 → ヒルメシクイノタワ11:42 → 鷹ノ巣山(1737m)12:15/45 → 将門馬場14:00/10 → 三ノ木戸山分岐15:12 → 下山口16:20 → 奥多摩駅(341m)16:50
 
 夏の奥多摩駅は登山客がまばらで、日原行きバスも増便なしの1台で発車した。終点東日原バス停トイレも行列なしで利用出来た。
 各自ストレッチを行い、日原の交番で登山届けを投函し、出発する。
 眼前に稲村岩が聳える。これから登っていく稲村岩尾根を眺めながら、登山口なのに下りから始まることに、もったいな〜い、の声が聞こえてくる。巳ノ戸橋を渡り、登りが始まる。ゆっくり、皆の表情を確認しながら登り進める。九十九折れの急坂手前で2回水分補給の休憩をし、稲村岩鞍部まで登り切る。鞍部で長めの休憩をし、その後山頂まで3回、登りで計6回休憩を繰り返し、脱水症・シャリバテにならないよう配慮した。
 途中時間差で数箇所足ツリを訴えるメンバーも出たが、芍薬甘草湯とエアーサロンパス・マッサージで回復し、標高差1200m弱を4時間で脱落者無く、登れた。
 今日は富士山が見えず残念。山頂は日陰が無く暑いので、集合写真を撮った後、木陰を探し、30分お昼休憩を取った。
 楽しい昼食により、登りで足ツリを訴えたメンバーも超元気になる。
 下山は得意!と張り切って、コウリンカの咲く石尾根の長い下りが始まる。石尾根には花だけでなく蕨が沢山生えていて、蕨好きではないメンバーが蕨摘みを始め、蕨好きメンバーのお土産となった。
 次の不安要素は相方の膝痛で、動けなくならないように、下りも急がず、歩き進める。
 今日も将門馬場のピークへ行くコースを歩いてしまい、メンバーの一人が木の根によろめき、太ももに違和感を訴える。その場でゆっくり休憩し、抗炎症ローションを塗り、回復を待つ。
 石尾根では山岳マラソンの練習をする人たちが、さっと通り過ぎていく。1人来た、と思って避けるともう1人現れ走り過ぎ、あれっと思ったら先ほど違和感を訴えたメンバーだった。走ってオドケル程回復していたのだ。
 今日は選挙投票日であり、下山後投票に向かうメンバーの為に、ホリデー快速に間に合うよう奥多摩駅を目指す。
 しかし、標高差1396mは甘くなく、なかなか下りて来た実感が湧かない。計画書行程に書かれたコースタイムに不安を感じるメンバーも現れた。アルコメンバーは下りはコースタイムより早く歩けます、と説明する。
 下山口の林道に着き、ほっとするメンバー、けれど駅はまだ先で、目標の16:58ホリデー快速にギリギリ間に合った形だった。
 奥多摩駅で解散宣言をしようと思っていたが、トイレなどの急用の為できず、電車内で解散を告げ、初リーダーの役目を終えた。
 
 暑い奥多摩の、最初から過酷が予想されるロングコースに、参加者はほとんど居ないだろうと覚悟していたが、9名の参加を得られて嬉しく、未熟なリーダーにお付き合いくださったメンバーの方々に感謝しています。
(記:吉田)



やっと着いた!



石尾根にも急坂がある



皆、最高でしたよ〜



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