中里介山、小説の世界へ
予約 大菩薩嶺 2056.9m
リーダ 南雲繁
2013年11月17日(日)

 L:クラウド、SL:柚子、なっちゃん、Woods、めんごチャベ、トンコ柿、tarry、suerinn、ヨッシー、ワミー、Kinnya、GABIBO、タバさん、ふるふる、サント、カイクン、呑子、ナグ
 男性10名、女性8名、以上18名

 昭島駅を定刻に出発、勝沼インターより大菩薩初鹿野線経由で上日川峠へ到着。
 ここから木屋平まではほぼ平坦の道のりであり、足慣らしは歩きながらする事にして、独自に軽く体操をした後8:40分に歩行開始。やや下り気味のルートであるが、体調を整えるため意識してゆっくりと歩く。
 30分程で木屋平に到着、石丸峠の登山口が道路を挟んで誘っている。衣服調整をして石丸峠を目指す。さすがは2000m級辺りの木々は冬だ、その木の間越しにチラリと雪の富士山が見える様になってきた。
 途中林道を150m位辿り、再び山道に入る頃から雪が現れてきた。樹林が切れると南に富士山、西に南アルプスが何れも雪を頂き迎えてくれ、カメラマンは忙しい。シャッタータイムが適度な休憩となり、小金沢山の高度に大分近づくと石丸峠に到着だ、10:35である。峠の泥濘を避けて、熊沢山の取り付きで休憩する。
 快晴だが寒い、早々に切上げ熊沢山の直登ルートを大菩薩峠へと向かう。短いがこの直登はキツイ、途中熊沢山を巻く様に樹林帯の登山道へと入る。ここは日当たりが悪く残雪の下は凍ってすべり易い。シーズン当初で慣れていないせいか、直登での体力消耗のせいか?ペースが落ちた。雪の樹林帯を吹く風は冷たく後続を待っている間体が冷えてきた。1枚着込んで後続を確認後、慎重に大菩薩峠まで下る。11:25である。介山荘のトイレを借り、アルコ恒例の集合写真をここで撮り混雑を避けるように、大菩薩嶺を目指す。
 山稜の起伏を越すと広々とした賽の河原に下立つ。ここは江戸時代、青梅街道最大の難所だった旧大菩薩峠だ。この時ちょうど12:30 ここで30分の昼食休憩とする。
 雪の上を避け、各自岩の上等に腰を下ろしている。腹ごしらえの後、妙見の頭を巻く様に稜線上を再び大菩薩嶺へと歩を進める。相変わらず快晴、展望も抜群である。シャッター音がしないのは眺望に飽きたのかも知れない? 
 13:00に雷岩に着く。ここで4人を残し比較的平坦ではあるが、残雪の登山道を20分掛けて、展望のない大菩薩嶺を往復した。
 13:20に唐松尾根を辿り笹原の急斜面を下山開始、今度は一転、雪道から泥んこ道との神経戦である。樹林帯に入ると傾斜も緩み程なく福ちゃん荘に到着、14:20トイレ休憩の後、車道を避けてマイクロバスの待つ上日川峠へと下立った。
 15:00 車中の人となり、裂石から国道411号線を昭島に向かう。
 途中丹波山温泉に立ち寄り、温泉組みと道の駅組に分かれ、1時間程時を過ごした後、17:00に今日の快晴を締めくくるかの様な、まんまるお月さんに見守られ7時少し前に昭島駅に無事到着した。
 
(記:南雲繁)



アルコ登山隊と後方南アルプス





大菩薩峠集合写真



大菩薩嶺集合写真


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