| 静かなサルギ尾根を行く |
| 高岩山 (920.0m) |
| リーダー 南雲 |
| 2015年2月8日(日) |
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L:クラウド、SL:チャウ、としちゃん、ゆーみん、ヤベッチ、さくら、SU-SAN、柚子、 O_KEI、KAI-KUN、ウォッカ、ポッポ、MIZ、ハチロク |
| 男11名、女3名、計14名 |
| 当日の天気予報は芳しくなかったが、山は雪であろうと踏んで計画を遂行した。参加者は3,4人程度か最悪単独行も覚悟で家を出た。予想に反し、五日市行きの車中で13人、更に養沢行きのバス停で1人が加わり14人が顔を揃えた。途中から貸切となった路線バスを、大岳鍾乳洞入口バス停で下車、養沢神社でストッレチ体操の後、7:40分に高岩山登山口へと入る。 取付きから急登である。期待していた雪は無く土肌が露出している。ゆっくり登っているつもりでも汗ばんでくる。35分程高度稼ぐと、全員が揃える平坦地となり、衣服調整を兼ねて休憩した。 再び登り始めるも雪は現れない。標高710m炭焼き釜跡に到着したのが、8:50分ここで5分の小休止を摂り、高岩山を目指す。この辺りから所々に凍結した雪が出始めた。岩場も出現し幾らか緊張感のある尾根歩きとなって来た。 油断していると滑るがアイゼンを履く程ではない。空からは粉雪が舞い始めた。予想通り雨でなくほっとする。残雪の高岩山に到着したのが9:40分、ここで記念撮影と約70mの下降に備えてのアイゼン装着等で15分を費やし、昼食予定の展望台へと向かう。 鞍部に降りてから再び急登を喘ぐ。アイゼンが有効となったり、煩わしくなったりの雪の状態だ。深ン沢と中の沢を分ける尾根に合流すると展望台はもう間近だ。 10:30分展望台に到着した時には、本降りの雪となって来た。それでも到着当初は奥の院から御岳山、日の出山などが確認出来る程度の眺望は得られた。ここは我々貸切のレストラン、1時間の昼休みとし、コンロを使用したり各自おもいおもいの昼食となった。アルコでは長いランチタイムが不慣れなせいか、30、40分もすると、時間の使い方に戸惑う者も出てきた。暫くすると、本日始めて出会う登山者が現れたのを期に腰を上げた。 上高岩山は縦走路から10m位外れた小高い所で、軽く挨拶だけをして先を目指した。巻き道を避け尾根通しに芥場峠へと向かう。ここからは本格的な白い世界となり、降りしきる雪の中、踏み跡もほとんど無く、冬景色を堪能出来た。 芥場峠着が11:45分ここからロックガーデン綾広の滝へと下った。予定では大岳~御岳の縦走路を行く積もりであったが、行交う人も無く、雪景色がすばらしいのでロックガーデンへと足を踏み入れた。踏み跡も薄っすらと消す程の降雪である。雪質も湿ってきてザックに纏わり付く様になる。 途中の休憩舎でトイレ休憩とし、少し遅くなったがザックカバーを付けた。天狗岩の分岐に着いたのが12:50分、七代の滝方面は滑りやすい鉄の階段があり、これを嫌い左に進路を摂り、長尾平分岐でアイゼンを外した。ここからは毎年の新年会で通い慣れた道だ、ケーブル山頂駅に着いたのが13:45分、ここで解散とした。 降水確率50%以上での山行実施であったが、登山者も少なく、賑やかな山域の中で反って静かでミニ雪景色も味わう事が出来た。参加者の皆さんにも、楽しんで貰えたのではないだろうか?。 |
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| 高岩山の頂で |
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サルギ尾根を愉しみながら |
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ロックガーデン目指し雪中行軍 |
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