鳥屋戸尾根から長沢背稜へ
蕎麦粒山・日向沢ノ峰
リーダー チャウ
2015年27年4月4日(土) 小雨~曇り

L.チャウ、SL.KAI-KUN、ミータン、柚子、ナミコ、ペコちゃん、ウォッカ、ポッポ、Piromi、miz、ハチロク、ロコ
男6名 女6名 合計12名

行程 川乗橋(430m)7:52→笙ノ岩山(1254m)10:17/25→松岩ノ頭→蕎麦粒山(1472m)12:00/05→ランチ休憩12:15/40→日向沢ノ峰(1356m)13:16/22→踊平13:46/50→曲ヶ谷北峰14:40~55→川苔山分岐15:01/07→舟井戸15:20→大根ノ山ノ神16:53/17:00→下山口17:30→鳩ノ巣駅(310m)17:35
歩行距離:14.8km、上り累積標高差:約1300m、下り累積標高差:約1400m

奥多摩に向かう車窓からの眺めていると、雲が次第に低くなり、雨模様の景色となった。イワウチワ鑑賞のお花見山行を企画した方が良かったかと後悔がよぎる。
 鳩ノ巣駅でロコさんが電車に乗ってきた。これで総勢12名、奥多摩駅でバスに乗り、川乗橋に着いた。小雨が降り続いていたので、雨具・ザックカバーを付け、体操をして出発した。
 川乗橋からすぐの所に笙ノ岩山への登山口がある。急坂続きの鳥屋戸尾根をゆっくり登り、少しずつ高度を上げた。雨具を着ていると暑いので、15分程の所で衣類調節の為立ち止った。今日は40~50分置きに5~10分の休憩を繰り返した。
 笙ノ岩山へ着くと皆の顔が綻んだ。最初の関門を突破。アップダウンを繰り返し、蕎麦粒山へはちょうど12時に到着した。集合写真を撮り、お昼休憩にしたかったが、山頂では雨混じりの風が強く吹き始めた。県界尾根の天候はやはり厳しい。風の当たらない斜面まで下り、待望の休憩時間となった。
 高度を下げると風も穏やかになった。アップダウンを繰り返し、日向沢ノ峰に到着した。日向沢ノ峰山頂は狭いけれど、晴れていれば富士山も見え、眺めが良く好きな場所だが今日は残念。踊平へは急な下り坂が控えている。歩き進めると崩壊箇所に突き当り、東斜面への迂回路が出来ていた。日向沢ノ峰から曲ヶ谷北峰への道で東斜面に入る道は無かったので不安に感じ、10メートル程戻り、西斜面への道を下りた。以前登山道のあった場所は崩壊し、ゴロゴロ岩が転がった風景が広がっていた。
 東迂回路と合流し、踊平に到着。ここで本日最後の登りに備え、一休憩した。曲ヶ谷北峰は赤杭尾根との合流点。山名標を探そうとしたが見つからなかった。曲ヶ谷北峰から赤杭尾根に少し入り、鳩ノ巣駅へ目指そうとしたが、以前道のあった防火帯はヤブとなり、標識も無く、薄い踏み跡しか無かった。
 不安な道を進むより、戻って確かな道を進む方が良いので、もう登りは無いと思っていた参加者には申し訳なかったが、曲ヶ谷北峰まで登り返し、川苔山方面から下山することにした。少しタイムロスしたが、鳩ノ巣駅への分岐点で一休憩し、長い下山に備えた。
 舟井戸で鋸尾根への分岐を横目で見た。川苔山例会で下山に使った尾根道だ。今日はヤマレコで高速道路と言われている一番下部の道を選ぶ。真ん中の道は通行注意の札が掛かっていた。下部の道は歩き易かったが、距離が長く感じた。スピードを出して歩けるので時間的には変わらないが、参加者は誰も文句を言わず、よく付いて来てくれたと思う。
 大根ノ山ノ神に到着。ここから林道にエスケープ出来たが、最後まで山道を使い下山した。会長に下山報告すると、「素晴らしい!」 とのお褒めの言葉を頂いた。
 1日中ガスに包まれ、視界が全く無く、稜線歩きの楽しみは得られませんでした。限りなく続くアップダウンに耐え、得られたものは達成感のみだったと思いますが、素晴らしいメンバーに恵まれ、歩き通せたこと誇らしく思います。
 参加された皆様に感謝致します。


 
 
蕎麦粒山にて、素晴らしいメンバー



霧の中を歩く
 



踊平への道
 


 
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