日暮れは早い、先を急ごう !! |
笹子雁が腹摺り山(1358m)→お坊山 |
リーダー GABIBO |
2019年11月17日(日) 無風快晴 |
1班 L:GABIBO、AL:SU−SAN、山たかし、チヤウ、ジル、ミネちゃん、デコちゃん、毎ちゃん 2班 SL:BEA AL:MIZ、フルフル、サンコウ、ハチロク、ロコ、ふくちゃん、れん |
男7名 女9名 16名 |
立川駅6:38→高尾駅7:06→7:57笹子駅8:10→8:57登山口→11:00笹子雁が腹摺山1357m/11:30→12:54米沢山1357m→14:00お坊山1431m→14:50大鹿峠→15:40景徳院→甲斐大和駅16:04 距離13キロ、所要時間7時間 累積登り1931m下り2113m 笹子雁が腹摺山はある思い出のある山だ。もう10年以上前に、この山に例会山行で登り、あと僅かで頂上というところで、ぼんやりと座りこんでいる男に「早いですね、どこから登って来たんですか」と声をかけた。なんとかえつて来た返答は意外であつた。 「どこからきたのか、分からないです。ここにいるのが解らないんです」まだ早い時間である。ここにいるという事は、昨夜から野宿でもしたのかもしれない。「飯は食べたか」聞くと「何も食べていない」いう」、それは大変ということで、おむすびを食べさせたり、水をやつたりした。試しにお金は持つているのかと聞き、財布を出させて確認すると、不思議なことに数セントのコインがあるだけだ。これはある意味、遭難者と思い、大月署に電話連絡を入れ報告する。あれこれやりとりするうちに、警察でも手がなく登る人間がいないので、連れて、降りてくださいということになってしまつた。 やむなく記憶喪失男連れて下山し、例会山行を中断したことがあった。以降、しばらくは記憶喪失男を笹子君と折に触れて話題にした。 思い出の山の頂は広かった。 無風快晴の中、雁が腹摺山への登りは急登であつたが快適にこなして順調であつた。ほぼ地図上時間2時間で登れた。30分の昼食。前面の雑木林に富士山、南アルプスを望む。 11時30分山頂を後にして米沢山に向かう。いきなり急下降である。山旅ロガ−で確認すると約150mの下降であり、岩場交じりの尾根でそれと同等の登り返しを行って米沢山に至る。地図上では1時間となっていたが1時間20分ほどかかり、かなりのアルバイトを強いられた。 天気はいいし、展望もよく快適に歩けるのが何より救いだ。 お坊山へもUP & DOWNはつずく。変化があって面白いコ−スである。お坊山からの展望は素晴らしい。南アルプスの展望が優れていて飽かず眺める。 さて下山にかかる。大鹿峠まで約300mを下降する。広い斜面をZIGZAGに下降する。落ち葉が深く道が分かり難いが大鹿峠に下る。最終目的地景徳院への下山路は少し登り返して鉄塔を過ぎたところにあるとの思い込みから、案内板を右に見て、左側にある下山道を見落した。それと気が付かないで鉄塔の先を探してしまい、注意され、道があつたところに、引き返す醜態を演じてしまつた。 それからの下山路は順調にこなし無事に下山することができた。景徳院3時40分頃、幸いなことにバスに都合よく乗れ4時過ぎの電車にこれまた無事乗れた。 何より天気に恵まれ幸いであった。参加者に感謝 |
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笹子雁ヶ腹摺山での集合写真 |
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秀麗富嶽12景4番の富士山 |
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明るい内に景徳院に下山 |
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計画へ | |
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