心源院歴史古道を歩く
北高尾山稜
リーダー KAIKUN   
2020年5月27日(水) 曇 

1班 L:KAIKUN、AL:ミータン、ワミー、バネット、トンコ柿、デコちゃん
2班 SL:BEA、AL:MIZ、ロコ、ジル、ふくちゃん、レン、柚子
男5名 女8名 計13名 

川原宿大橋8:36→心源院8:42/9:00→向山北砦9:25→大六天9:38→三又峠10:00→独標10:17→八王子城址本丸11:10→松木曲輪(昼食)11:15/12:05→城址登山口バス停13:05→高尾駅北口13:20 解散

 緊急事態宣言の解除に伴いアルコ山行も解禁されたので、新緑が残る北高尾山稜「心源院歴史古道」の 山行を実施した。登山口の心源院の広場で柔軟体操した後、「久しぶりなので予定コースを短縮してゆっくり歩く、こまめに休憩をとる」等を指示して出発した。この曹洞宗の心源院は、武田信玄の娘「松姫」が逃亡の末、尼となり安住の地として選んだ場所として知られている。また、この歴史古道は、心源院クラブのボランティアの方々が数年前から登山道の手入、道しるべ設置、さらには道端には種々の木や花々を植付けするなどきれいに整備したハイキングコースである。尾根道は最高点が400メートル弱の低山だが起伏があって歩きでもある。まだあまり知られていないせいか平日はハイカーがほとんどいない。
 しばらく登ると八王子城の北側に位置する「向山北砦」の展望地点に出る。ここからは元八王子の町々や滝山丘陵からあきる野市への丘陵が遠望される。さらに先に進むと八王子市の南側の町々が一望できる「大六天」という高台に続く。曇り空であったが広々とした展望に参加者も満足そうであった。
 その後は アップダウンが続き少し足にくるところもあったが、道沿いに咲く可憐なコアジサイに癒されたり、木々の間を流れてくる爽やかな風を受け、心地よい汗が出てくるころには足取りも軽くなってきた。柵門台を過ぎたころから再び登りになるが、ここでも草イチゴや紅葉イチゴを見つけ「美味しいよ」とワイワイガヤガヤ言っているうちにいつの間にか八王子城の本丸跡に到着した。
 約2時間、久し振りの山道を楽しむことができた。この間、一般の登山客にはひとりも会わず終始アルコ様ご一行の独断場であった。この本丸周辺では落城の際はかなり熾烈な、容赦しない殺戮が行われたと記録されているなどの話も出たが今は大木に覆われた静かな空間である。
 その後、八王子神社の傍の松木曲輪のベンチを選び、小1時間ゆっくりと昼食とした。
 下山は、約1時間かけて八王子城跡ガイダンス施設に降りてトイレ休憩後、途中の無人の野菜売り場を 覗きながら登山口バス停から高尾駅へ戻った。久しぶりなので約3時間の歩行時間で終了した。
 参加の皆さんご苦労様でした。

 

 
 
大六天にて集合写真


 
八王子城・本丸址地にて

 
帰路でのマスク着用記録写真


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