ロングコースを歩く
【予約】  柳沢峠−大菩薩嶺−小金沢連嶺
リーダー GABIBO 
2020年6月6日 午前中 晴れ、介山荘到着 夜雨曇り
6月7日淡い霧 昼頃晴れる 

L:GABIBO、SL:BEA、MIZ、デコちゃん(会計、記録)、ヨシゾー、ふくちゃん、レン、みねちゃん、
男性4名 女性4名 計8名

往路 立川駅6:43→7:01高尾駅7:06→8:14塩山駅→塩山タクシー/ジャンボタクシー〜柳沢峠
復路 天目山温泉〜バス〜甲斐大和駅


6月6日(土)柳沢峠9時→六本木峠→寺尾峠→丸川峠→大菩薩嶺→14時40分大菩薩峠/介山荘(泊)1泊2食 7,300円
距離10.2q、登り累計767m 下り34m、行動時間5:07/休憩59分


 見通しのよい平坦な自然林を歩く、緑が濃い季節であり、心が和む。ほとんど足への抵抗なく丸川峠に至る。ここで昼飯とする。肌寒い、一枚着る。
 ここからが登山らしくなる。標高1600mから大菩薩嶺2056mまで標高差450mであり、ここは1時間半を要した。
 頂上はブヨがうるさくわずかで去る。
 雷岩から介山荘方向を見ると左側に濃い霧が流れていた。介山荘まではあとわずかである。2時前には到着し楽勝と考えたが終って見れば2時40分小屋着となった。
食堂兼談話室でお決まりの宴会 夕食は6時、自家製という豪快な野菜サラダに始まり、カレーであつた。
 コロナ対策もこらしてあり、気分よく寝られた。


6月7日(日)
介山荘7時→熊沢山→天狗棚山→小金沢山2014m→牛奥ノ願が腹摺山1990m→黒岳1987m→白谷丸→湯ノ沢峠1650m→焼山沢下山道→林道→15時20分天目山温泉16時16分→甲斐大和駅16時42分発

距離13.5q、登り累計527m、下り1449m、
行動時間6時間22分、休憩2時間06分

 淡い霧の中、介山荘を出る。雨上がりで滑りそうな道を熊沢山に登る。
 石丸峠から始まる2000m峰が連なる小金沢連嶺を歩くのだが今日は展望がないのが残念、本来であれば大展望が望めるのに!やや残念、それでも2000m峰をいくつも超えていく醍醐味は残されている。


 広大な笹原を歩く内にいつしか天狗棚山を経て樹林帯に入る。苔むした山道、至る所にこれまた苔むした倒木、濃い緑、涼しい稜線を快適に歩く。小金沢連嶺のメイン小金沢山はやはり登り難い山で木の根、岩をつかんで登る。ひどく時間がかかつた様にも思えた。
 まだまだ2000m峰は続く、1時間ほどで牛奥ノ雁ヶ腹摺山に出る。秀麗富岳12景であり、本来であれば富士山の展望が見えたであろう。ここで初めて単独行に出会う。大菩薩湖からのコ−スを利用したのであろう。
 ここから黒岳への道は長かつた。下ると一面の笹原であり、正面は黒岳の緑豊かに広葉樹林帯が広がり至福のひとときを楽しむ。黒岳からの急下降に備えて昼食とする。
 黒岳1987mから天目山温泉まで1000mの下降である。白谷丸までは穏やかであるがそれから先は嫌らしい雨上がりのあとの滑りやすい道だ。慎重に下る。時間も忘れて下りに集中していた。湯ノ沢峠まで意外と短時間で下れた様に思う。
 湯ノ沢峠まで車両が上がれる時代となり世の中は変化した。多数の車を横目に焼山沢を下る。楽勝と見えたのは大間違いであつた。ここからが一苦労することになるとは!焼山沢にそった下山道は至る所でズタズタに崩壊している昨年の台風19号の爪痕だろう。向かつて右側に下山道があるはずであるがそれががない。沢に降りて左側に徒渉し、又、右側の残された下山道を歩くと 又、道はなくなり、又、徒渉し直しての繰り返しである。それでも赤テ−プが要所要所にあり、助けられながら、なんとか、林道に出た。
 今度は1時間以上の林道歩きが残されていたが、これもなんとかクリアし天目山温泉についたのは15時20分位であつた。
 思えば20年前の冬に同じコ−スを単独で歩いたが、いろいろと山容も周辺環境もずいぶんと変化していた。



 
 
最初のピーク・大菩薩嶺に辿り着き


 
大菩薩峠にて介山荘到着


 
介山荘の美味しい夕食に満足、皆さんお代わり


 
 
二日目の最高峰・小金沢山山頂にて


 
 
日本一長い山名・牛奥ノ雁ケ腹摺山にて


 

最後のピーク・黒岳に向かって


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