八が岳の主脈を縦走する その3 |
【予約】 北八ヶ岳縦走 |
リーダー GABIBO |
2021年9月20日(月)〜21日(火)快晴 |
L:GABIBO、SL:BEA(写真)、B−CHAN、柚子、ジル、ふくちゃん(会計)、れん、毎ちゃん(会計、記録) |
合計8名 |
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八ヶ岳主脈をほとんど全山縦走しようと企画し、南北29キロある編笠山から蓼科山まで2年がかりで計画、3回に分けて、5泊6日間で全山縦走した。参加者はほぼ8名で、その時々で異なるがBEA,ジル、れん、GABIBOは3回とも参加した。 1日目蓼科山→大河原峠→双子池ヒュッテ 快晴 蓼科山登山口9:28→13:31蓼科山頂→15:23将軍平/蓼科山荘→17:28大河原峠→18:30双子池ヒュッテ 蓼科山は全員、すずらん峠(旧女の神茶屋)から登山開始した。緩やかな笹原から始まり、やがてクヌギ林から唐松林に変わると傾斜が増し、沢状の岩場ゴロゴロを登り始める。いつまでも続く沢状の岩場を、ひたすら上を目指して登る。ようやく一端、樹林帯に出て、やがて頂上部の岩場帯に出る。一つ一つが大きな岩場でハンド ホ−ルド、フツト ホ−ルドを探り快適登高を望むが、あにはからんや、リ−ダーは青息吐息で必死に頑張り、なんとか登る。改めて岩登りは全身運動だと知る。あとのメンバ−は鼻歌まじりでルンルンと登る。 すずらん峠を9時半に出て頂上13時半、なんと4時間(地図上3時間)掛けていた。昼食を取るのもわすれて頑張った。さらに下りは将軍平へ沢状岩ゴロゴロは地図上時間30分の3倍かかり、3時半頃、将軍平/蓼科山荘にでる。 今日の泊りはまだまだ先の双子池ヒュッテであり、地図上2時間の見込みである。将軍平から双子池ヒュッテに連絡を入れ、遅くなる旨連絡する。さあ−あと2時間頑張るぞと大河原峠を目指す。ヘロヘロにトロトロ歩きでも、とにかく双子池ヒュッテに何が何でも辿り付く気持ちを強くもち歩く。 大河原峠5時半着、さらに頑張り双子池ヒュッテ6時半でした。もう暗闇で池の周りの散歩は明日の朝にして、ヒュッテの食事をおいしくいただき、レンちゃん差し入れのブランデ−40度で身体が温まり元気に就寝。 ここで面白い体験は小屋のコロナ対策としてモンベル2人用テントにそれぞれ1人で就寝したことだ。個室状態で極めて快適であり、しつかりと寝むれた。 本日の反省 蓼科山は過去2回、3月残雪期と12月30日の個人山行で登高していた。岩場も岩ゴロゴロもすべて雪に覆われ、アイゼンとストック(ピツケル持参もほとんど使用せず)で快適に登山した記憶がある。今回、蓼科山の夏山としてははじめてであり、感触として頂上部は岩場であり、下部は岩ゴロゴロで登り下りが我々年代(80才代)では困難で、夏山の蓼科山が難しく感じられた。 2日目双子池ヒュッテ→亀甲池→北横岳→ロ−プウェイ 快晴 双子池ヒュッテ6:52→10:09北横岳(北峰)→10:18南峰→12:05ロープウエイ→12:50山麓駅→小斉の湯 本日は北横岳を目指すが、当初の大岳からの北横岳計画は、蓼科山以上に困難であり、難路であるとの事を、昨日は遅くなり迷惑を掛けた小屋主からの忠告を受けたので、亀兜池周りで北横岳を登ることにした。亀甲池までは数年前紅葉巡り(さくらリ−ダ−)で来たところ、本日はまだ紅葉には早く、ただ亀が水中にいるような池は静まりかえつていた。 亀甲池から北横岳への登路は苔むした樹林帯でシツトリした山道を、静かにひたすら登る。難しいところもなく淡々と登る。北面であり本日快晴であるが陽射しもなく涼しい。快適歩き、やがて飛び出したところは北横岳/北峰山頂であった。ここで昼食とする。 本日の展望は360度であり、北アルプス、乗鞍、御嶽、中央アルプス、南アルプス、そして3回にわたって歩いた八ヶ岳の連峰が見えた。 会計報告 収入 参加費 25,000×8=200,000 支出 GT:45,000×2=90,000 高速料金:3,580×2=7,160 運転手宿泊代 7,000 宿泊費 双子池ヒュッテ 9,500×8=76,000 北八ヶ岳ropeway 1,200×8=9,600 入浴料 700×8=5,600 返金 500×8=4,000 計 199,360 残金 640(アルコ会計へ) |
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蓼科山への急登にて |
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蓼科山の山頂にて、ガスで展望はイマイチ |
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初日の宿・双子池 |
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湖面が鏡のような亀甲池を通過 |
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絶景の北横岳山頂にて |
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山頂から360度の絶景・槍穂高のクッキリ稜線 |
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計画へ | |
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