初春の奥秩父縦走へ
  【予約】 甲武信ヶ岳 2,591m   
リーダー Bea フラット 
 2022年6月26日(日)曇り〜27(月)晴れ
 

L:フラット、SL:ko−chan、会計:ロコ、会計:れん、ふるふる、ジル、まい、ふくちゃん、かよ      
男性2名 女性7名 合計9名

26日 毛木場駐車場8:48→10:40なめ滝10:50→12:25水源地標13:00→14:10甲武信ヶ岳14:25→14:40甲武信小屋 (歩行距離 7.5km 5時間58分)
27日甲武信小屋5:52→6:11甲武信ヶ岳6:20→7:00三宝山7:10→9:14大山9:20→10:05十文字小屋10:30→12:04毛木平駐車場 (歩行距離 8.2km 6時間12分)
 
 「日本の中央分水嶺にあって、太平洋には荒川と富士川の、そして日本海には、日本一の長さの川、信濃川の最初の一滴を落とす山であることや、三国境(甲州・武州・信州)と言う立地をうまく語呂合わせした山名の響きのよさが甲武信ヶ岳の声価を高らしめている。」と深田久弥が『日本百名山』に書いている。
 そんな甲武信ヶ岳に憧れて昨年、一昨年と参加申し込みをしたが、いずれも悪天候の為中止、今回3年越しの実施となった。
 1日目はまさに信濃川の源流を辿るコースで長野県側の毛木平から山頂をめざした。緩やかな登りをしばらく歩くと西沢の瀬音と共にオオルリやミソサザイの美しいさえずりが聞こえてきた。2時間程で岩盤の上を優雅に流れる滑滝に到着。美しい滝を眺めながら少し長めの休憩をとる。更に沢沿いをさかのぼるとその水流は次第に細くなり、せせらぎが消えるといよいよ信濃川水源地標だ。木の根本から湧き出る信濃川の最初の一滴を飲んでみるとこれが冷たくて最高に『美味い』。これから甲武信ヶ岳に登る方には是非味わっていただきたい。スタートから5時間18分で甲武信ヶ岳山頂に到着。さすがに「奥秩父のへそ」と呼ばれる立地からの眺めは素晴らしかった。
 2日目は武信国境稜線を縦走して十文字峠から起点に戻るコースだが天気が良いので甲武信ヶ岳山頂に登り返して素晴らしい早朝の景色を眺めてからスタート。1時間程で埼玉県最高峰の三宝山(2484m)に到着。甲武信ヶ岳よりも標高は高いが残念なことに展望はない。次に大きな尻岩を眺めてしばらく進むと一見槍の穂先のようなカッコイイ武信白岩山(2288m)が見えてくる。しかし危険な為か立ち入り禁止になっていて残念ながら登ることはできなかった。10時過ぎには十文字小屋に到着。ここで早めの昼食をとる。この辺りには一万本のアズマシャクナゲがあるということだが花期はすでに終わっていた。が最期の数輪だが美しい花姿を魅せてくれた。
 天候・気候・メンバーにも恵まれ良い山旅ができました。ありがとうございました。
 
 会計報告  
 収入 参加費 @21,000×9=189,000
     キャンセル料@1,000×1=1,000
     合計190,000
 
 支出 高木タクシー2日分=96,000
     ETC 26日分=4,420
     ETC 27日分=6,320
     甲武信小屋1泊2食 @8,500×9名=76,500
     モンベルカード割引・6名 =△1,500
     水代9名=900
     立ち寄り湯@790×9名=7,110
     残金=250
     合計 190,000
    ※残金250円はアルコ会計へ寄付させていただきました。
 
 
 

甲武信ヶ岳山頂に全員集合!


 




 
 
富士山をバックに



 

最後まで待っていてくれたシャクナゲ


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