羽村取水堰から酒造見学し拝島へ
玉川上水4回目ウォーキング
リーダー  KAIKUN 
 2023年6月7日(水) 天候 晴れ 

1班 L kaikun、GABIBO、メグチャン、キョンキョン、めんごチャペ、   モニカ、きみくん、春ちゃん、FUJE
2班 BL Ber、AL miz, O-KEI、ヤベッチ、バネット、ぴっとさん、KAN、トット、ともちゃん
18名(男10名、女8名) 

羽村駅8:50→玉川水神社9:10→玉川兄弟像9:15→田村酒造場10:10(蔵見学60分)→中福生公園11:15分(昼)→水喰土公園13:00→拝島駅13:30到着 解散
 
 玉川上水の総延長は43キロである。このうち高井戸~四谷間の暗渠部分の13キロを除いた約30キロの明渠部分を一昨年10月から4回に分けてウォークし、今回はその最終回(約8k)である。羽村駅西口広場で軽い柔軟体操、コース説明を行って出発した。初めに羽村取水堰の側にある玉川水神社に参拝しコースの安全を祈願する。
 羽村の堰は、三日前の台風と昨日の雨で多摩川も玉川上水もかなり水量が多い。堰の入口で玉川兄弟の像に「全長約43キロの長さを0.2%の勾配(100メートル掘って20㎝の高低差)の河を1年足らずで完成させた」偉業を讃えて手を合わせる。日本の土木技術は江戸時代にすでに世界最高水準だったと言われる所以である。堰を過ぎて東京水道局の敷地を横切って少し進むと新堀橋に差しかかる。この辺りのカーブが玉川上水で一番きれいな場所といわれている。やがて蔵見学を予約した田村酒造場に到着した。見学は、2016年に天皇皇后両陛下(現在の上皇・上皇后様)が行幸啓された主屋や樹齢800年のケヤキ、敷地内に引き入れた田村分水口などの敷地内の施設の説明を受け、その後、きれいに整備、温度管理のされた酒造蔵に入り製造工程を見学した。最後に田村酒造ご自慢のまぼろしの酒「 嘉泉」の試飲を頂き大変満足して終了した。
 約20分足らずで次の昼食場所「中福生公園」に着く。すきっ腹に飲んだ試飲のせいか公園のベンチに座ったとたんいい気持になってきた。日影の多い広い公園でアルコ独占の1時間、のんびりと昼食が出来た。午後は日差しの強い中を玉川上水の工事で3度目の失敗と言われる水喰土公園(どこを掘っても水が流れず吸い込まれてしまい、水路を掘りなおした場所)で小休憩をした後、予定より早く13時30分拝島駅に到着した。
 これで玉川上水の開渠部分30キロメートル全部をウォークした。参加の皆さん ご苦労様でした。


羽村取水堰にて


 

田村酒造立寄り・試飲



中福生公園にて昼食


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