東北のアルプス飯豊連峰の主峰に挑もう!
【予約】 飯豊山(2105m)
リーダー ko-chan 
2025年10月3日(金)~5日(日)

(L)ko-chan、(SL)フラット、(会計)ロコ、(会計)ジル、(記録)さゆりん、(報告)れん 
計6名

10月3日(金)大宮駅発15:01→郡山駅着15:57 →トヨタレンタカー郡山駅新幹線口店16:20→いいでの湯着18:30 (前泊地)
 
10月4日(土)いいでの湯発3:10→御沢野営場発3:45→横峰6:02→峰秀水6:43→三国小屋8:12→種蒔山9:42→切合小屋10:02/10:50→草履塚11:18→本山小屋12:35→飯豊山登頂13:00→本山小屋経由切合小屋15:15 (宿泊地)
 
10月5日(日)切合小屋発6:35→三国小屋8:05→峰秀水9:28→横峰9:50→御沢野営場着11:45 下山
 
 何時ものように山行は天候に恵まれるかどうかが、成功の鍵になりますが、今回は一週間前から晴れマークが出ていて、登山日和が期待できた。今回のメンバーも気力・体力・技術共十分兼ね備えた方々であり、厳しい山稜に挑戦することが出来きました。
 登山初日、まだ夜明け前の御沢野営場の駐車場は、ほぼ満杯の状態で人気の百名山であることを感じさせた。林道から登山口へ入ると、いきなり急坂が続き、ブナの巨木が所々にそびえ、古の登山道の雰囲気があった。横峰まではまだ紅葉はまばらで、天気は晴れ、遠方の山並みが綺麗だった。峰秀水の冷たい水で元気をもらい、三国岳への急登の岩稜にとりつく。三国小屋が遥か遠方に見え、紅葉も色づき、一気に高度を上げていった。小屋到着し、軽飲食で一息入れる。これから上る稜線が綺麗にそびえて、さすが東北のアルプスの景観を醸し出している。種蒔山を経て切合小屋への岩稜帯は両側が切れ落ち、高度感があったが、慎重に上り詰め、何とか無事小屋へ到着した。ここで荷物をデポし、小休憩後、飯豊山へ向かう。天候はガスって来ていたが、メンバーの意志は頂上に向かって動いていた。草履塚から本山小屋まではガレ場の急登で2時間半を要した。ガスって景観が見えないのが残念だったが、長い道のりの先に待つ飯豊山がすぐそこにあると思うと足取りも軽く感じる。本山小屋で管理人から激励をもらい、頂上へ向かう。約15分程で待望の頂上に立つことが出来た。ガスって何も見えなかったが、6人全員で登頂出来た達成感で感激ひとしおであった。おそらく皆、長い登山の歴史の中でも、きつい道のりであったと思う。よこなぐりに、ほほにあたるあられを受けながら下山の帰路へ。宿泊地の切合小屋は、ツアー登山者などで満室状態であった。やっぱりカレーライスはうまかった。
 
 翌、5日(日)下山。 
 あいにくの霧雨であったが、登頂済ませた安堵で足取りも軽く、危険個所の剣が峰も、無事通過して、途中、姥地蔵でのオコジョの出迎えもあり、楽しい下山道となった。紅葉も色づきを増して、美しい景色を堪能できた。下り坂は昨日の雨でかなり滑りやすい状態で、道は良くなかったが、誰も転倒することなく無事、昼前に御沢野営場に到着することが出来ました。
 
 今回、数多くの登山者とすれ違い、お話ししましたが、憧れの飯豊山の魅力は、まだまだもっと先の飯豊連峰の山並みの彼方にあると思いました。今回の登山は、ほんのちょっとだけ飯豊山の魅力に触れることが出来、大満足でした。そして逞しいアルコの仲間と制覇でき、嬉しい限りです。
 帰りは、郡山駅近で、勝利の美酒で打ち上げ、解散しました。
 今後もアルコの多くの、意欲、体力、決断力のある方々との山行を通して、楽しい思い出の山旅を創り続けたいと思いますので、
 参加できるようトレーニングをよろしくお願いいたします。
 お疲れ様でした。
 
 
 会計報告
   【収入】参加費 7,360x6  44,160
   【支出】レンタカー  35,970
    ガソリン    1,670
    ETC料金   2,520
    ドライバー手当 4,000
    (前泊及び山小屋宿泊費は各自払い)
    計44,160  残金0

 


『飯豊山』2105.1m山頂は強風
 小雨混じりでほぼ展望は無かったが
 急登あり岩場あり「紅葉」ありの長い道程だっただけに
達成感は『満点!!』



準絶滅危惧種であり出会えるのは幸運とされる
森の妖精『オコジョ』が歓迎してくれた
(Photo さゆりん)


10月4日(土)飯豊山は「紅葉」真っ盛り 目を楽しませてくれた 



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