上州の名山
 榛名山
 リーダー  森
2008年8月2日(土)

参加者:L森、小川、宮、渡辺、内田、遠藤、引馬
松島、神田、加藤、和田、寺尾、阿部
 計13名

 予定の15人には至らないがバスを利用する事にした。
 
 参加者13人が昭島駅前に集合する。体調不良を訴える人数人あり。天気良し皆元気。
 5,000円ずつ集金し、昨日DOKOMOで訊いてきた通りの手法で写真を送る。
 冷蔵庫もほぼ満杯となり昭島を出発する。大体のコースを説明し雑談に入る。GABIさんは珍しく後部座席で楽しんでいる。「映像がでかすぎる 縮小して送るべし」との返送電話が来た。大した渋滞も無く駒寄PAで初休憩。今日は席に戻るのが早いなあ? と市倉さん。
 
 「蝉の声 榛名の山は 雲の中」。
 伊香保国際G.C。温泉街の階段下を通り 市倉さんのバスはぐんぐん登る。「静かな湖畔の森の影から郭公が鳴く」が聞こえる変な道路だ。湖水の町はずれ吾妻荘脇で下車。各自体調に合わせストレッチ。 
 
9:30 いざ行かん 汗をかきかき 森の中。湿った黒土を踏んでユックリゆっくり登る。右折して硯岩に出る。絶景のビューポイントです。
 
 「硯岩 榛名の湖は 緑なりき」。
 
 榛名湖を囲む山々の緑を写し 何とも言えない変な色合いだ。携帯の画像が送れない。
 
10:00 掃部岳を目指す。笹原の真っ直ぐな一本道を登る。リーダーは楽だ 好きに休める。英語混じりの国際的な迷句
 
 「藪漕ぎや COME ON COME ONと 掃部が呼ぶ」。
 
 山頂に先客6、7人あり これを利用すべく直ぐに集合写真の撮影を頼む。浅間山方向は霞んで見えない。近くの山を杏ヶ岳と勘違い彼らは違う路を降りて行った。
 榛名山へ行きたいのだと クレームを付ける同行者を説得する。岳の集合体が山なのです。
  
11:00 杖の神峠を目指して下山開始。見通しのある笹原だ。紅色の花はヤマユリかと思ったが近づいたら節黒センノウだった。藪が深くなり行手も足元も見えない。杖が頼りだ。
 
 「足元の 見えぬ笹原 杖の神」
 
 外輪山は以外と急斜面、急坂、痩せ尾根が多い。草木に覆われて見えにくいが 危険な所もある。安全第一気を付けろ。腹が減ってきた。Uターンして急坂を降りると林道に出た。市倉さんに拾いに来て頂戴の連絡をする。
 
 昼飯の場所を探し湖畔に向かって歩く。林道は荒れていて車は入れない。見上げれば立寄るのを忘れていた耳岩があった。前方にバスを発見安堵する。
 
 湖畔に出て弁当休み 冷えたグレープフルーツ 胡瓜 携帯ビスケット・・・・色々とご馳走になる。
 
 午後の部。若い人には物足りないが我慢して ゴンドラで榛名冨士に登り徒歩で下山し温泉のコースに変更となる。今日のハイクは 初級の筈よ そんなに歩いちゃ 身体に悪い。観光客目当ての馬も休んでばかり居り。
 
13:15 荷物のある人も無い人もロープウエーは三分弱 頂上神社を参拝し記念撮影。

 外輪山は様々な形相で榛名冨士と榛名湖を囲んでいる。これ全部が榛名山ですよ。とても一回の初級コースでは無理だ 又来なさいと 山の神様からのご指導を聴きました。噴火の時には無かった森の中を下る。予定の時間にゆうすげの湯の駐車場に下山し入浴。

16:00そろそろユウスゲの咲く時間だ見に行こう。30分の木道コースには薄黄色のユウスゲ、フウロ、マツムシソウ、キキョウ、ヒオオギアヤメ、シモツケソウ、ギボウシ、ホタルブクロ、・・・と周りの山々を 汗も出さずに散策し 沢山のデジカメ撮影をたのしんだ。
 山の寂しい湖に・・・で始まる湖畔の宿、森進一のユウスゲの歌を覚えて唄うか
 
 伊香保の温泉饅頭屋、コンビニ、狭山のSAに立ち寄り 車中ではお話、飲食、句会などで時間の経つのも忘れた頃 昭島に帰ってきました。
 
 
 山の神様、温泉の神様、花の神様、お天気の神様、御同行の皆様 楽しい一日を有難う


(記:森)
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