奥多摩一、榧の木尾根の美林を歩く
鷹巣山から榧(かや)の木尾根
  リーダー   加藤正
2009年7月12日(日)

参加者 L加藤正、SL矢部、平田、高橋恭、石村、増田、渡辺
古川、千葉、引馬、宮下、山崎、中澤、鈴木義
        男性7名 女性7名 計14名

 コース
奥多摩駅 バス8:35発 → 東日原 9:10 → 9:20 巳の戸橋 → 10:10 稲村岩上部 → 12:20 ヒルメシクイノタワ → 13:00 鷹巣山山頂13:20 → 15:00 倉戸山山頂 → 16:25 熱海バス停 → 17:00 奥多摩駅

 奥多摩で1,100bの標高差を得られるのは鷹巣山山頂に至る稲村岩尾根である。ここは夏山に向けてのトレ−ニングコースとしてよく利用される。今回、アルコの7月、8月夏山対策として登ることにした。
 
 9時10分 後発組8名は東日原バス停を後にして、鷹巣山にむかう。日原川に掛かる巳ノ戸橋を渡る時に、プロトレックの高度計を参考にして計ると550bを差していた。この川床を起点にして鷹巣山山頂1.737bまでの標高差は1,187bとなる。
 巳ノ戸沢に別れ稲村岩上部への急登となるが、この登りは20分ほどで稲村岩上部に出てしまう。ここからはひたすら山頂を目指して登る。ゆるやかなところと急登とが交互にあらわれる。展望のない尾根歩きは単調であり、飽きる。
 12時現在では1,400bに至る。あと1時間で頂上だろう。12時20分ヒルメシノタワに至る。
 先発組、キョンキョン、のんこ、ミータン等は頂上についたろうか。と思っていたところに電話あり、今、食事を終えてのんびりしているところだと言う。1時間早く出ている先発組にやはり追いつかなかった。
 
 13時、鷹巣山の頂上に出る。東日原バス停より3時間50分であった。先発組はキョンキョン、のんこ、ミータン、ココシャテル、プルンチャンとHEY−CHANの6人であった。曇り空であり頂上からの展望はあまりない。
 
 13時20分食事もそこそこに14名が揃って下山に掛かる。
 石尾根を東に辿り、鞍部から榧の木尾根に入る。奥多摩でも有数の自然林でありカラ松に始まる美林であるが、自然林であるだけに倒木が目についた。秋にこの尾根を下ると栗の実、また栗であり、熊などの食料となっていることだろう。この尾根末端の倉戸山には「熊出没」の看板あり。登山家山野井氏が熊に襲われたのも倉戸山であり、注意し下ることにして、山頂から急坂を下り、末端の熱海バス停についたときは16時25分であり、7時間強の山行であった。
(記:加藤正)
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