中央線沿線の雄峰  旧500円紙幣を飾った写真撮影地
雁ヶ腹摺山 がんがはらすりやま 1,874m
リーダー 加藤正
2014年2月3日(月)

L GABIBO、SL KAIKUN、ミータン、グッチN、GIRASUN、サンコウ、タバさん、ポッポ、MIZ   9名

コース 金山鉱泉8時15分→9時55分/金山峠/10時05分→百間干場→10時30分登尾根取付10時45分→11時45分/林道/11時55分→13時40分/山頂/14時0分→百間干場16時05分→林道歩き→17時40分/奈良子春日神社→タクシ−→18時20/大月駅
  

  
 2月2日日曜日、雨が降るとの予報であり、3日月曜日に順延した。たぶん2−3名が参加するであろうと思っていたが、案に相違し9名の参加となった。それぞれ皆さん週刊誌「サンデ−毎日」の方々ばかりである。 
 天気は申し分ない快晴である。いい山行が出来そうだ。
金山鉱泉から金山峠までのルートは二つある。一つは尾根を辿るコース、もうひとつが沢コースである。前回トレースしたときは尾根を辿ったので、今回は沢コースをいくことにした。ところが沢コースは荒れていた。あまり歩かれていないのか踏跡も消えがちである。金山峠に突き上げる小沢に這入ると土砂崩れから踏跡は分断されていて、なんとかつなげて峠にあがるが時間を予想外に消費、1時間45分を要した。
 まだまだ先は長い。百間干場から凍った林道を歩き、さらに登り尾根の取付から唐松林の快適な尾根歩きが始まる。この登り1時間は全く休憩を取らなかった。急な尾根であり、休憩を取らなかっためか、やや疲労を覚える。
 また林道が現れ横断し最後の登りを行く。予定では無雪期1時間10分であるが、くるぶしまで潜る積雪であり、軽アイゼン付けて多少のラッセルもある。時間は読めない。さきほどまでの無理が出たか強烈な痙攣が内ももに走る。それも1人ではなく2人もだ。なんとかごまかしながらひたすら山頂を目指す。山頂近くは膝上までくる積雪であり、あえぎあえぎ山頂到達13時40分であった。金山鉱泉から5時間30分をかけてのぼったことになる。
 展望は素晴らしい。さすがに富岳12景の中でも秀逸といわれる富士山は素晴らしい。惜しむらくは天気が下り坂であったことだ。朝早くの撮影なら素晴らしい写真が撮れるであろうに。山頂でゆっくりしていられないのが残念だ。すぐに下山にかかる。
 往路を復路として百間干場まで戻る。すでに16時となっていた。すでに実働時間は8時間であり、ここに至るまで内もも痙攣者は都合3人となっていた。疲労もあり、日没も近いことを考えて尾根すじから金山鉱泉に下るコースに替えて、エスケープルートとして林道を奈良子に歩くことにした。凍った林道を軽アイゼンで下る下る。1時間35分歩いて疲れ果てて、奈良子に出てタクシ−にて大月駅に戻った。 
  









 
(記:加藤正)


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