ウオ−キング 丹沢の里山を歩く
渋沢丘陵→頭高(ずこう)山
リーダー  加藤正
2014年4月9日(水)

参加者 L GABIBO SL KAI・KUN 中チャン BE−CHAN エ−タッチ フルフル サント ペコちゃん GIRASUN サンコウ タバさん 空 ポッポ
                      女3名、男10名 13名

コース
 秦野駅9:00→今泉名水桜公園→9:50震生湖→渋沢丘陵→栃窪→頭高山入口→12:10頭高山→頭高山入口→泉蔵寺→14:00渋沢駅

 秦野駅南口を出てしばらくで、今泉名水桜公園に出る。丹沢の山からの水が湧水となってあふれ出た池に花筏が緩やかに流れていた。この一体は丹沢湧水帯であり、丹沢の恵みの水を多く受けた肥沃な土地柄である。
 新年度に入り早くも二回目である。つい数日前は雪景色の中を守屋山に登ったが、今日は一転し春爛漫の里山歩きである。暖かい、のんびりと穏やかに広がる里山を歩く。ところどころソメイヨシノが咲き、足元は菜の花の黄色が彩る。右手は丹沢の山の連なりであり、大山から二の塔、三の塔を経て塔が岳につらなる表尾根を指さすことが出来る。
 里山を登り、下って関東大震災で突如現れたという震生湖に立ち寄る。大正12年9月1日の関東大震災で沢が200bに亘って陥没し出来た湖というより、池であるが、今日はヘラブナ釣りの釣り人が静かに釣り糸を垂れていてのんびりとした景色である。湖畔に「山さけて成しける池や水すまし」と寺田寅彦の句碑が建っていた。
 湖畔を半周しまた登り、丘陵の尾根すじを歩く。ところどころ一本桜が満開となって立っていた。それが絵になる。
 栃窪というところで渋沢駅に下らず、頭高山(ズコウサン)に向かう。暖かい、半袖シャツで十分だ。畑がひろがる里山に菜の花と一本桜が点在する風景は変わらない。やがて八重桜で有名であるという頭高山を目指すが、勘違いの連続で、こなんところで迷い、ズッコケリ−ダ−となり、ズッコウサンにたどり着く。まだ正午すぎであり、十分時間をとりくつろぐ。この頭高山は標高303.4bであり、今回は初めて訪れたが、地元では知られた山であり、近年、特に来訪者多く、八重桜の季節に訪れる者のためにトイレその他も完備しており、観光名所となっている。
 帰りは渋沢駅を目指す。途中、チュ−リップ寺(泉蔵寺)に寄るが三分咲きで今ひとつであった。
秦野駅から渋沢丘陵→頭高山→渋沢駅まで13qくらいであろうか、アップダウンもあって軽い疲労感を覚えながら渋沢駅に出た。


 



 
 
震生湖に向かう


 

頭高山頂上で集合写真


(記:加藤正)

 

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