コース
城山登山口10:30→十兵衛山→鷹射場→宝ヶ池→飯縄神社→11:50城山山頂375㍍12:30→小網→三井大橋→峰の薬師→14:50城山高校前
地元であるフルフルさんに城山攻めの案内を願う。地図こそ持参しているものの土地感がないリ-ダ-には願ってもない助っ人である。
案内人を立て東から西へと城攻めをすることにして登山道に入るがいきなりの急登である。歩き出してわずかで十兵衛山に立つ。ここからの展望はビルが林立する橋本駅方向がよく見え、足元は圏央道がコンクリ-トの巨大な要塞のように走り急速に環境変化がすすんでいるようだ。
一転して山頂方向に攻める。この男坂は「急峻で危険」と案内図にある。やせ尾根は右側が切れ落ちていてたしかに危険な場所であり鎖に助けられ登るがたちまち大汗をかく。さらにもう一段の急登を行い鷹射場(たかうちば)に出るとようやく平坦地となる。
本城曲輪(頂上)までは頂上近くでも涸れない宝ヶ池に寄ったり、樹齢900年を越えていた大杉が昨年雷に打たれてしまい残念ながら残骸をさらしていたり、飯縄神社に立ち寄ったりした。
本城曲輪の途中、山腹をV字状に掘った堀切があり城攻めを困難にする仕掛けがあり、昔を偲ばせる。変化に富んだ城攻めで本城曲輪に至る。
この城は天正18年豊臣秀吉による小田原征伐の際、北条氏照が治めていた八王子城とともに、徳川軍により攻められ開城を余儀なくされた歴史の一端残す城跡である。落城(開城)の際、八王子城主北条氏照も、津久井城址内藤影豊も小田原評定に参加していたのであろうか、落城は城主不在のときであった。
頂上である本城曲輪は平坦地であり、丁度、12時ちかくであった。雨が降ってきて快適とは言えない昼食を摂る。
下りは一端飯縄神社方向に下り、右に巻いて西に下る。この城山が急に立ち上がる山であることの証であろうか道はZIGZAGに下り北根小屋に出て城攻めを終わる。
城山だけでは歩き足りないであろうと小雨の中、峰の薬師まで歩きさらに城山高校前まで約2時間半を歩き2時50分の橋本駅行きバスに乗った。
小雨の中、参加された諸氏に感謝!
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