奥多摩三大急登を踏破して夏山に備えよう |
六つ石山 (1479M) |
リ-ダ- KAI・KUN |
2015年6月7日(日)晴れ後くもり |
第1班 L KAIKUN、AL グッチN、MICKY.呑子、キョンキョン、SUMA、としちゃん、ゆ-みん 第2班 AL 万さん、AL MIZ、サワチャン、フルフル、なっちゃん、さすけくん、神チィン、スミオ 第3班 SL 柚 子、AL ポッポ、ハチロク、ヘラキチ、IKEさん、ワミ-、ポよよん、ロコ、TEN |
男性15名女性10名 計25名 |
行程 奥多摩駅8:21着→水根バス停8:45着→水根バス停発9:05→水根登山口9:30→ 産土神社9:45→「風の神土」祠10:45→トオノクボ11:25→六つ石頂上12:05着 六つ石山発13:00→三ノ木戸山14:00→下山口15:05→奥多摩駅15:50着 奥多摩三大急登の一つといわれる水根六つ石ル-トの登山は、アルコの山行では2回目である。どちらかといえばあまり人気のないコ-スだが、今回は事前に「登りは簡単ではありません」と知らせしたのに25名の会員が参加したのには驚いた。 奥多摩駅では、今日も大勢の登山客であふれ、鴨沢行きのバスは2台増発され、どのバスも満杯で出発していた。水根の駐車場でトイレを済ませ、強い日差しを避けながら、日陰で入念な体操してから3班編成で出発した。 日差しが強く暑くなりそうなので、全員にゆっくり登ることを確認しながら歩き始めたが奥多摩むかし道の日陰に入ると意外と涼しいのでホットした。 水根集落の最上部からは、折りからの快晴に恵まれて奥多摩湖、月夜見山、三頭山、御前山などの稜線が鮮やかに見られた。民家の脇の「六つ石山」の指導標識前でもう一度身繕いをして、いよいよ登山開始である。最初から急登が続き50Mほど進すむと、山道は植林帯へ入り、真紅に塗られた鳥居のある産土(うぶすな)神社に突き当たる。その横の急斜面を一歩一歩九十九折りに進むと急に汗が噴き出してきたが、杉などの植林の木立を通りぬける風が涼しくて気持ちがいい。山道はさらに傾斜が厳しくなる。休憩を繰り返しながら進むとしばらくして登りがやや緩やかになった所に祠(風の神土)を発見した。祠の前には小銭が散乱していたが、おそらく登山者がこの急登を無事登り切れるよう参拝したものと伺われる この尾根道でこの祠の先の急登が最も厳しいといわれているが、トウノクボまで「3分の2の距離を稼いだ」「もう少しだ」と言い合いながら進むと、斜面の右前方に尾根らしい影が植林越しに見え、尾根道の木立がいつの間にかミズナラやブナの自然林に変わっていた。 ほどなくトオノクボに到着し、一息ついていると女性達が「ワラビがあるよ」と声掛けながら採り出したので俄に活気づいてきた。休息後、六つ石山頂上方向に、マルバタケブキやフタリシズカの陰に隠れる様にしてあるわらびを採りながら進み、ほぼ予定どおり頂上に到着した。頂上は周囲の樹木がが多くて景観はよくない。木々の間から鷹の巣山、七つ石山、雲取山の方向が遠望できるが、天候の関係もあり鮮明でない。昼食をほぼ終えたころから雲が黒く濃くなり頂上の温度が下がってきたので、下山を開始した。頂上から50メ-トルほど下ると鷹の巣山方向からの石尾根に出る。右に折れて狩倉山、三ノ木戸山の下りを一気におりて下山口に少し早めに到着した。そこで時間調整を兼ねてク-リングダウンを行い、予定通り奥多摩駅へ到着した。 |
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アルコ隊石尾根を駆ける |
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収穫したワラビの一束 |
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六つ石山の集合写真 |
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