セルフレスキュウ-とは?
日の出山北尾根 セルフレスキュウとロープワーク
リーダー GABIBO
2015年6月27日(土) 

L GABIBO AL 生ちゃん、クラウド SU-SAN 以上 4名はいずれもロッククライミング経験者
のんこ、ミ-タン、グッチN、ゆ-みん めんごチャペ 澤ちゃん O-KEI KAI-KUN JOY-JO GIRASUN 山タカシ KINYA ポッポ MIZ ハチロク ロコ アンジ 
 男13名 女8名 計21名

 御岳渓谷の岩場でロ-プワ-クを行う。以前から行っていたが、賛同者少なく忘れた頃 ロ-プワ-ク開催となった。時代はロッククライミング技術である。ロ-プワ-クを一般登山でも利用しようという機運であり、日本山岳協会でも、東京都山岳連盟でもそうしたロ-プワ-ク講習が行われている。
 ロ-プワ-クは一言で言えばBELAY/確保に始まってBELAY/確保に終わる、と言える。ロッククライマ-曰わく、一般登山道は怖いという。ロッククライミングの方がロ-プで確保されるので安心という。
 たしかに確保のない一般登山道は転落時に確保なく事故となってしまう。
 今回はロッククライミング経験者4名でそれぞれを手助けする。

 スリングによる簡易ハ-ネス(もしくはスワミベルト)にカラビナをかけ、さらに8の字結びをしたロ-プをカラビナに掛けることでロ-プワ-クはスタ-トする。 これがべての基本である。講師は岩場経験者4名があたり、いろいろと手引きする。初めての人が大半であり、ロ-プの結び方一つでかなり混乱したのではないかと思うが、ネットで8の字結びを検索して自宅で細引き、あるいは靴紐を使い、それぞれがマスタ-されたらロ-プワ-クの世界は大きくひろがると思う。
 沢山の結び方を覚える必要はない。8の字、ムンタ-ヒッチ、フリクションノットなどが自宅で覚えられると思う

 午前中一杯岩場であれこれ遊んだ後、一部は日の出山北尾根に向かい、一部は沢井まで歩き試飲して帰る。

セルフレスキュウ-のためのロ-プワ-ク ロ-プワ-ク講習会開催の趣旨
1.ロ-プワ-クはどんな役に立つか。
① 岩場などで弱者をビレイ(0BELAY/確保)し通過する。
② 下山途中、弱者を前後からビレイ(確保)する。
③ 雪渓の下りで弱者を前後からヒレイする。
④ 事故者もしくは弱者を背負い搬送する。
⑤ 事故者もしくは弱者をザックをつなげ搬送する。
⑥ 沢の徒渉で弱者をビレイ(確保)する。
⑦ 意識がある転落者を救助する。
⑧ フイックス ロ-プをはり危険箇所(トラバ-ス)の通過を行う。
⑨ ムンタ-ヒッチを使って懸垂下降し転落者のもとに達する。

2.ロ-プワ-クの実践と限界
① ロ-プワ-クの使用を常に想定しトレ-ニングする。
② いろいろな場面でのロ-プワ-クの使用を意識しておく。
③ 岩場を登ることが目的ではなく、セルフレスキュウのために使用する事が目的であるため限られた範囲のロ-プ、スリング、カラビナを持参する。したがって持参したツ-ルの範囲内での活動に限定される。

3.リ-ダ-はロ-プワ-クのツ-ルそれぞれを分担し持参する。
 ロ-プ6㎜もしくは7㎜を15mを2名で分担し、持参すれば現場ではロ-プをつなげることにより、30mで使用出来る。

4.メンバ-は持っているならスワミベルト、スリング、安全環付きカラビナを常時持参する。

5.安全登山の実践にはセルフレスキュウ-力(自力救済力)の向上が欠かせない。
パ-ティ-を組んで登山するリ-ダ-及びメンバ-はロ-プワ-クのトレ-ニングを年一回はトレ-ニングし、ビレイ(BELAY/確保)する、確保されることを学習しておきたい。


 



日の出北尾根山行
6月27日(土) ロ-プワ-ク講習会後 有志で実施

L KAI-KUN、SL SU-SAN、のんこ、ゆ-みん、JOY-JO、山タカシ、ポッポ、ハチロク、ロコ 9名(男5名、女4名)

行程 御岳渓谷の岩場12:20出発→光仙橋12:40→日の出山頂上14:40→頂上15:00→御嶽ケ-ブル駅    15:50着

 ロ-プワ-ク講習会終了後、渓谷で食事を済ませ、希望者9名で日の出北尾根に挑戦した。途中の雲行きが気になったが雨に会うこともなく、濃霧の中を汗で全身グッショリになりながら日の出山頂上に到着。なんと光仙橋から2時間で登り切ったことに、お互いびっくりしたり、満足げであった。頂上でゆっくり休息してから御嶽ロ-プウエイ駅に下り解散した。




日の出山 記念写真



 
計画へ
 

1