深い温泉と秘境の高層湿原を訪ねる!
予約  鬼怒沼(2020m)
リーダー O_KE
2015年11(土)~12日(日)

一班:L,O_KEI、AL,柚子、ガーデンママ、サクラ、めんごチャペ、Woods、GABIBO、ポッポ
二班:SL,Bea、AL,山タカシ、ロコ、アンジ、GO、Swan、ハチロク、サスケ  
男性11名、女性5名、計16名

7月11日行程
霧降の滝9:20/9:40、霧降高原キスゲ平10:00/11:00、大笹牧場11:45、奥鬼怒遊歩道13:25/14:55、ヒナタオソロシの滝15:05/16:40

7月12日行程
加仁湯6:00→オロオソロシの滝7:00/7:20→鬼怒沼9:05→巡視小屋9:45→鬼怒沼山10:20→巡視小屋10:50→物見山11:35/12:00→湯沢出合14:40→大清水15:40

 梅雨真っ盛りの中、雨中山行も覚悟したが、晴れ男、晴れ女が沢山集まったためか、両日ともマサカの好天気に恵まれ、充実した思い出深い山行ができた。

 初日は霧降高原ハイクを予定したが、9年前の山行報告でヒナタオソロシの滝は一見の価値がありお勧めとの報告を読んで、ここは避ける訳にはいかないと霧降高原の時間を削ることにしたが、ニッコウキスゲがまだ見頃で結局1445段の展望台を往復した。
 女夫淵から加仁湯の奥鬼怒遊歩道は5年前に歩いたが、川沿いのフラットと思っていた遊歩道が尾根筋に変わり、アップダウンが多くなり、足に堪える遊歩道に変わっていた。
 ヒナタオソロシの滝は希望者10名が見物に行ったが、樹木に覆われていて、期待外れの姿になっていた。9年前は10月末の山行で木の葉が落ちていて見事な姿を見せていたらしい。
 加仁湯の食事はイマイチだったが、硫黄臭が漂う白濁した温泉は昼間の疲れを癒してくれて最高だった。5か所ほどの風呂に入ったが全部で何か所あるのだろうか?

 二日目は、大清水に下りるなら早立ちが良いと加仁湯のマスターにいわれ、朝食を弁当にしてもらい6時に出発した。
 途中のオロオソロシの滝も樹木に覆われ、期待外れの姿になっていた。滝を見に行くなら木の葉が落ちる10月以降が良いようだ。
 鬼怒沼の登山道はヌカルミもあったが、シラビソの樹林帯を抜けると突然湿原が出現。ワタスゲや立山リンドウが一面に咲誇っていて感動的な姿を現した。南には日光白根山、北は燧ケ岳が青空の中で背景となり、池塘にもその姿を映し、小振りだが何時間でも居続けたい爽やかな湿原だった。
 栃木100名山、日本1000名山の鬼怒沼山には簡単に登れると思い、希望者6名で登ったが、往復45分の予定が65分掛かり居残った方々にご迷惑を掛けた。
 9年前の参加者から、大清水の下りは急坂の連続で厳しかったと言われたが、予想通りの急降下が2時間以上続き緊張の連続だった。木の根に足を取られ、ヒヤッとする場面もあったが、全員ケガなく下山できてホッとした。
 帰りに「花咲の湯」に立ち寄り、鬼怒沼の山行からやっと解放された気分になった。

 リーダーのアバウトな性格から計画書にない霧降の滝、霧降高原の行程変更、大笹牧場、ヒナタオソロシの滝、鬼怒沼山山行と行き当たりバッタリの行動を行い、参加者の皆様にご迷惑を掛けました。二日間の予想外の好天が何となく全てを許してくれたような気がします。思い出深い山行ができて、心から感謝いたします。

 会計を担当して頂いためんごチャペさん、ありがとうございました。



日光白根を背景に、鬼怒沼の集合写真



鬼怒沼を歩くアルコ隊



大清水に向けて急坂を下る


 
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