紅葉の季節に行きたい山 |
天祖山 1723m |
リーダー チャウ |
2015年10月31日(土) 曇り |
L.チャウ、SL.ポッポ、AL.SU-SAN、呑子、O_KEI、ドン・ガバチョ、Tarry、サンコウ、山タカシ、Piromi、miz、ハチロク、ヒラさん、ウォッカ 男11名、 女3名、 合計14名 |
東日原(617m)8:00→公衆トイレ8:10/15→八丁橋8:52/9:02→稜線9:27→休憩9:35/40→ロボット雨量計10:07/12→大楢のタワ10:50/11:00→唐松平11:50/55→会所12:10→天祖山(1723m)12:15/52→会所12:56→大楢のタワ13:44/50→ロボット雨量計14:22/30→八丁橋15:12→東日原16:00 |
今日は総勢14名、擦れ違いの少ない静かな登山道の為、班分けせず、1班で行動することにした。 紅葉シーズンでバスの増便が出たので、バスを降り人数を確認するとすぐ公衆トイレまで移動した。 軽くストレッチしてから八丁橋まで林道を歩く。鷹ノ巣山の稲村岩尾根や八丁山が綺麗に紅葉している。 八丁橋登山口前で水分を取り、靴紐を締め直し、急坂の登りに備えた。石垣で整備された道を登り始める。30分程で稜線に乗った。素敵な紅葉の道を歩く。空を見上げながら、気分も高揚し、足取りが軽くなる。 40分毎に5分休憩を入れながら、登り続ける。標高差1100m超は楽ではない。ロボット雨量計の脇を通り、朽ちかけた社、天神神社を過ぎると又急坂が始まる。足元には紅葉の落ち葉がいっぱいで、道が見えなくなる箇所もある。道が分からなくなっても登りは尾根筋を外さなければ問題は無い。 今日はベテランの方が多いので、二手になって道を探しながら歩いた箇所もあった。急坂が終わり緩やかになった場所、大楢のタワは紅葉が盛りとなっていて美しい。落ち葉から覗く岩がゴロゴロした急坂を登り、左からの尾根と交わった場所は唐松平で、もう盛りの過ぎた黄葉のカラマツ林が広がっていた。ここまで来ると山頂まであと僅か。 冬木立となった風景の中登り進めると、赤い屋根の会所があり、その先に天祖神社のある山頂が見えた。ちょうどお昼頃に山頂に到着した。ゆっくりお昼休憩にしたいが、山頂の空気は冷たく、長居をすると体も冷えてしまう。慌ただしくもあったが、30分程で山頂を後にする。 午後はガスが立ち込めてきて、視界が悪くなっていた。登りは高い所を目指していけば良く、難しくはないが、天祖山の下りは支尾根へ道迷いし易く、緊張する。常に辺りを見渡し、次の赤テープを探しながら、下りる方向を間違えないように道を探していく。尾根筋には危険個所は無いので、多少道からずれていてもフカフカの斜面で不安は無い。 ずっと続く紅葉の斜面を見下ろしながら、飽きることなく紅葉狩りを楽しむ。 ロボット雨量計を過ぎ、稜線歩きの終わる箇所に着いた。通行注意箇所を通らなければならないので、一休憩し、最後の下りへ向けて集中力を高めた。SLからも慎重にゆっくり歩くようにと告げられ、皆気を引き締めた。 石垣で整備された箇所も多いが、林道が見え、道幅が狭くカーブになった急峻な道は、足元の急斜面に吸い込まれそうな恐怖感がある。登りでは危険を感じないが、下りはルートの難易度がアップする。 皆最後まで緊張感を持って歩き通し、14名全員無事下山することが出来て安堵した。 ベテランの方々に多数参加頂き、有難うございました。SL.ポッポさん、中堅をお願いしたAL.SU-SANの存在感で私は安心してトップを歩くことが出来ました。 参加された皆様に感謝いたします。 人気の無い山、辛いだけで展望もなく面白みの無い山と言われていた天祖山ですが、紅葉の時期は素晴らしく、美しい山です。山には一番輝く季節が其々あると思います。今回天祖山の紅葉の素晴らしさを認めて頂けたら幸いです。 <反省点> 天祖山例会はアルコでは、2006年4月、2010年7月とほぼ5年間隔で3回目の実施となる。その間2006年11月に登山口まであと僅かの同じ場所で同日2件重傷1名と死亡1名の滑落事故が起きた忌まわしい登山道となってしまった。 現在の登山口に近い場所の登山道がネットで見られる国土地理院地図上の登山道とは異なり、稜線を迂回した道となっていた為、危険個所を回避した新しい登山道ができたと思い込んでしまったが、当時と同じ道を通らなければならなかった。 思い込みに寄る間違った情報をお話広場に書き込んだこと、反省している。 |
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天祖山山頂、天祖神社前にて |
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紅葉に見惚れる |
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どこまでも続く紅葉 |
計画へ |
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